今日はマル経融資審査会の日です。
私の案件は1件だけ。
本当は2件あったのですが、1件は来月に持ち越しました。
このまま借入の本数を増やしても、資金繰りが厳しい体質に変わりがなく、返済増がさらにリスキーな経営になるからです。
経営者の多くは、資金繰りが厳しくて融資を申し込むときでも、「資金繰りが厳しい」とは言わないです。「運転資金 貸して」としか言ってくれないです。
でも、決算書見たら、資金繰りが厳しいのは明らか(笑)
しかも、在庫や売掛金のための運転資金ではなく、売上落ちてキャッシュが細ったのを穴埋めするような、いわゆる赤字補填…
とりあえず、まずは金融的に、1つの信金に10本近くある借入を借り換え交渉するようにお願いしました。
マル経も既存公庫借入を借り換えする方針ですが、それらで毎月の返済は3分の1になります。
社長は、初めは運転資金が欲しいと言ってたのに、今では毎月の返済がそんなに下がるなら、新規資金はもう要りませんと(笑)
借り換えは中長期的には金融機関の支援余力を消費しますので、両刃の剣であることは説明しました。
だから、借り換えと同時に経営改善を実施しないと、後日の自社の首を締めることになります。しかも真綿で。
この1件は、数週間かけて今後の経営改善の方針とアクションを社長と話し合って、来月の審査会にあげたいと思います。
僕もインフレで売り上げキャッシュフロー全て沈んでいる
インフレ対応可能にフレキシブルな経営をしたいです!
結構10年先には厳しい見通しがあります!
コロナ禍よりも物価高騰のほうが苦しいという事業者は多いですね。廃業も増えました。
仰る通り、フレキシブルな経営が肝要だと思います。お客さんの変化、仕入業者の変化、社員や家族の変化、世間の変化を敏感に感じ取って、柔軟に対応していく。
言うはやすし 横山きよし…ですね(笑)
常日頃から「いざと言う時に柔軟な対応もできる」
…ほんと、言うは易し 行うは難しだと思います。がんばってください😊