地方の商工会議所に勤める中小企業診断士のブログ 「お酒と読書と、中小企業支援の話」

田舎の商工会議所が行う中小企業・小規模事業者への支援。そのリアル。息抜きに楽しむお酒と読書の話。

お断りの言葉を真に受けるな

2024-10-16 09:09:00 | 商工会議所
昨日はふだんの何十倍?ものアクセス数がありました(笑)偉大なインフルエンサーとの僥倖にただただ呆然としておりました…

最近は多様なジャンルの本を同時期に読むようにしています。バスの中や家の部屋によって読む本を変えています。効用は特にありませんが😅
今は夏目漱石「三四郎」(再読)、船橋聖一「花の生涯」、エリヤフ・ゴールドラット「ゴール」(再読)、そして写真の高橋浩一「営業の科学」です。

商工会議所には、いわゆる「営業」らしい仕事はありません。
でも、
人間関係を作って、
相手の事情や希望を聞かせてもらって、
問題点や課題を深掘りして、
その解決策として何らかの提案をする
そして、その関係を維持していく
この流れは今求められている「経営力再構築伴走支援」とほぼ同じではないでしょうか
「営業の科学」を読んでいて、なるほどー(これは使える)と感嘆させられることが幾つもありました。

その1つとしては、
「相手の言うことをその言葉通りに受け取ってはいけない」ということ。

『今、忙しいから無理』は、実は無理じゃない場合が多かったり(こちらの話を聴く価値を示す)、
『検討します』と言われても、その検討が終わるのを待ってはいけなかったり(宿題をもらって訴求しつづける)、、、

相手は、判断材料が足りないことの信号や、リスク回避のとりあえずの処置として、「悪意なく」私たちを体良くあしらいます(笑)
一見お断りに見えても、それは実は相手の「悪意なき自己防衛」だったりする…

私たちは、相手のそんな反応にくじけずに、
その裏にある本音(本人でさえ気づいていない希望)に応えていく。
相手が恐れる欠乏感やリスクに対して、それとなくフォローしていく。

その方法について、詳しく書かれていました。いわゆる「いい人」におすすめです😊




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