新型コロナウイルスの変異ウイルスであるデルタ株に4つの特定変異が加わる
と現在接種が行われているワクチンの効果が大きく弱まる可能性があると
大阪大学のチームが明らかにしました。
デルタ株に対応した改良ワクチンはファイザーやモデルナなどが開発を
進めていますが、変異がワクチンの開発まで待ってくれる保証はありません。
また国産ワクチンの開発が進んでいなければ海外からの供給に頼ることに
なりますが、現行ワクチンのように接種が進まない恐れがあります。
現行ワクチン接種やPCR検査などにより徐々に規制を緩和しようとする動き
が出ていますが、振り出しに戻ってしまったら既に苦しんでいる業界は
さらに苦境に追い込まれてしまいます。その時政府や自治体はどのように
対応するのか、自民党総裁選や衆議院議員総選挙に関連して議論し、対策を
立ててほしいところです。