日本野球機構とJリーグによる「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第38回
会合でワクチンの接種証明や検査での陰性証明を導入することで入場可能数を
増やすことにNPBの斉藤惇コミッショナー、Jリーグの村井満チェアマンとも
前向きな考えを表明しました。
福岡ソフトバンクで既に行われている入場方法を全国的に行うことでチームを
運営する企業の収支を改善することが目的ですが、実現までにはもう少し時間
がかかるのではないでしょうか。
ワクチンが確保されたうえで接種に応じる方が増えれば来シーズンにも実施
できるでしょうし、ワクチン接種が進まない、ブレイクスルー感染などで
重症者が思ったほど減らないなど状況が思わしくなければ入場制限を続ける
ことになります。様々な要因が絡むだけに楽観することはできませんが、
大きなダメージを負った業界にとって明るさが出てくるかもしれません。