延長されていた緊急事態宣言の期限が9月30日からさらに延びるかどうか、
その基準となっている医療提供体制が新規感染者の減少に伴い改善傾向に
なっています。
新規感染者が減少すること自体はいいことですが、その間に第5波に備える
準備を進めてほしいです。緊急事態宣言の効果が薄れ、ロックダウンと
ならないよう、感染したワクチン2回接種者の状態を把握し、症状も後遺症も
ないなど従来と異なる傾向が顕著になれば規制に関する議論を進めることも
ためらわないでほしいです。
一方でミュー株など新たな変異株によりワクチン接種の効果が薄れるなど
不安要素が増した時に備えることも必要です。国や自治体が安心できる
体制を整備すれば落ち着いて活動できますし、政府も外交問題などに取り
組むことができます。