第27代総裁を選ぶ自由民主党総裁選が行われ、岸田文雄前政調会長が選ばれ
ました。岸田氏は今回の選挙に立候補した3氏を人事で処遇する考えを示し、
挙党体制を敷く構えです。
今回誤算があったのは河野太郎ワクチン担当大臣でしょうか。議員票では3位
に終わり、決選投票には2位での進出というのは悔しかったはずです。次への
挑戦権はあるとはいえ、立て直すには相当の努力が必要ではないでしょうか。
野党は岸田氏なら組みやすし、と思っているでしょうが、新総理に選ばれ、
組閣直後に解散されたら思ったほど議席数が増えないのではないでしょうか。
今の内に立候補者の調整や有権者が安心して託してくれる政策の策定などを
急いだほうがいいでしょう。残された時間は思ったほど多くありません。