2月入り、かつての上司から連絡あり、4月下旬に閉店し実家へ帰ると伺う。
内心、複雑な思いしながら聞くが、一人間としては、これは、見事な引退かと思った。先日、銀座についての本ネタブログアップしましたが、人それぞれであるが、叱咤を覚悟で申したい。銀座の妖怪は、引き際と云う事を考えない方が多い。確かに定年なき世界であるが、生意気青二才なあたしですら、継続の美を心から感じる業界ではない。もう、それだけに虚無な街に移り変わり過ぎて、あの街の持つ品質すら薄幸薄弱な感ある。長らく、あの街に同化してた彼女は、私なんかよりももっと現実に体感し、憂い感となっているのではないだろうか。
そんな中でも、見事に生き抜き続けた君子は尊敬の念他ない。
いろんな想い出づくりある師匠である。
この春は東桜を仰ぎたい。