この映画、17の時に観てえらい感動した私…何て暗黒屈折なティーンエイジだったのだろう、とオバハンに成った今、穴に入りたくなってしまう。
若かれし感性は、抗えない核になってしまう訳で…恥ずかしく思うのは、仕方ないのだ。
寺山に中途半端に傾倒するのは、ある種の獣道を歩きたい衝動みたいなもので、誰しもが、覗き見てしまう経路かと。
然し、今、再び観ても、決して古臭く感じず、あれほどに昭和日本テイストを醸し出す世界は、もう生まれないんだろう。
ちと、オドロオドロしくて、まるで夏怪談見て涼感な気持ちになり、片付けてしまう私である。
田園に死す
タイトルからして、美意識高く、人間生まれて死ぬ摂理は否めないからして、死に対する美学を持ちたい幻想に駆られてしまうので、表現の格好な餌食になってしまうのだろう。
嗚呼、恐山。
若かれし感性は、抗えない核になってしまう訳で…恥ずかしく思うのは、仕方ないのだ。
寺山に中途半端に傾倒するのは、ある種の獣道を歩きたい衝動みたいなもので、誰しもが、覗き見てしまう経路かと。
然し、今、再び観ても、決して古臭く感じず、あれほどに昭和日本テイストを醸し出す世界は、もう生まれないんだろう。
ちと、オドロオドロしくて、まるで夏怪談見て涼感な気持ちになり、片付けてしまう私である。
田園に死す
タイトルからして、美意識高く、人間生まれて死ぬ摂理は否めないからして、死に対する美学を持ちたい幻想に駆られてしまうので、表現の格好な餌食になってしまうのだろう。
嗚呼、恐山。