愚石庵

日々思う愚にもつかぬところをぼちぼちと。(ほぼ)毎日更新だけが取り柄。

久し振りに彫刻刀など

2010年06月19日 | 木彫
久し振りに彫刻刀を手にした。
米桧の端材を削って、、。



これねぇ、実は途中で方向転換してサンディングしてしまった。

彫刻刀で表面を仕上げるのは途方なく時間と根気を要する作業なのだ。

単純作業は得意としながらも、彫刻刀での仕上げはもの凄い集中力が要るので
長くは続けられない。飽き性なのだ。(^^;;

で、途中からサンドペーパーを取り出してゴシゴシ。(^^;
なんとなく雰囲気はでているかな?

サンディングと言えども仕上がりはまだまだなのだが、、。
でもいいのだ。後は、面相筆で顔を書くと出来上がり。(^^;

と言うわけで、なんちゃって木彫の巻でした。(^^;



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女雛も彫る

2010年02月01日 | 木彫
いつのことやら、なんて言っていると本当にいつまでも出来ないだろうから、、。
やっぱり、こう言うのは勢いでやらないとね。(^^;

で、頑張って女雛も彫りました。
やったぁ、雄雛女雛の完成! ん?ちょっと仕上げが甘いけど。(^^;

でも、やはりお雛様は男女揃えば、断然イイ!(笑)




彫っていて思ったのだけど、何故だか女雛の方が楽しい。(^^;

ん?彫ってみたくなりませんかぁ?
これ、彫り方は創元社の「はじめての仏像彫刻」にあります。

当然ながら、私の創作ではありません。
言うまでもなく、そんな才はございません。(^^;

荒彫りさえ出来ていれば一体3時間程の夜なべ仕事でできるはず。

時期的にこの彫り物はお勧めです。(^^;


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雄雛を彫る

2010年01月31日 | 木彫
師走以来、長らく彫刻刀を手にしていなかった。
そろそろ、お雛様を彫らなくては。

と言うわけで、久し振りに彫刻刀を持ったけど、上手くないなぁ。

材料が木曽桧じゃなくて米桧だったのも辛い。
粘りが無いからちょっと無理するとサクッとむしれてしまう。

で、出来たのがこれ。
あ、相撲取りじゃないすよ。(^^;

身長僅か5cmほど。




女雛ができるのはいつのことやら。(^^;



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形となる

2009年12月10日 | 木彫
6日にUPしたわらべ地藏が形になってきた。



今回は、かなり下ぶくれ。
もう少し、なんとかなりそうなものだけど、どうすればいいのか
目指す形が見えてこない。

まあ、わらべと言うよりも、カラオケで演歌を歌う肥満のおっさん風だし、、。
近くにこんな人居ませんか?
あ、笑ったでしょ、今!(^^;

いずれにせよ、もう少し丁寧に仕上げなければならない。

しかし、つるつるがいいという考えも浮上。(笑)
全体的にはその方が簡単なんだけど、細部は手間が掛かる。

う~ん、こんなことで悩んでいていいのか、年末に!(^^;



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つるつる頭

2009年12月09日 | 木彫
また例のわらべ地藏の話ですが、その仕上げについて。

木工の時には材によってはカンナ仕上げで終わらせる事もある。
その方が木肌の美しさが出るし、汚れも付きにくいとかという。

が、多くはサンドペーパーで擦ってさらに目の細かいサンドペーパーで
仕上げる。サンディングという。
その後オイルフィニッシュとか、何らかの塗装を施す。

仏像彫刻ではサンディングはしないようだ。
ただし、塗装をする場合はサンディングもするとのこと。

つまり、普通は彫刻刀だけで表面を仕上げる。
何度も何度も角を取りながら丸く仕上げる。

最後は薄紙を剥ぐように彫刻刀を使わなければならない。
これが誠に難しい。時間もかかる。

中途半端に仕上げると表面ががたついて見苦しい。
このように↓ (^^;





では、一度サンディングしてみたらどうなるかとやってみた。

例によって、なんちゃってサンディング。
細かい所は無視。

最初180番で次に320番で仕上げた。
で、こうなった↓




全体が白く粉を吹いたようになっているのだが、オイルフィニッシュすれば
木目もでてくるのだろう。

頭はつるつるなのだけど、なんだか面白くない。
なるほど仕上げは彫刻刀の方がいいようだ。(^^;

見かけは面白くないのだけど、、
このつるつる頭、撫でていると実に心地よい。
癖になる(笑)



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久し振りに木彫

2009年12月06日 | 木彫
年内に二体仕上げたいと思っていたわらべ地藏。
今までは手持ちの材料、米松とか産地不明の桧とか、を
使っていたのだけど、やはり木曽桧のあの何とも言えない
柔らかな彫り心地がたまらない。
木目も全然違う。

それで、ネットを探して木曽桧なる材料を買い求めた。
それが届いたので、久し振りの木彫。

まず、型どり。



やっぱり、木曽桧はいい匂いがする。
ノコギリで引くだけでたまらない香りが漂う。

それから荒彫り。
今日はここまで。(^^;



外形は今までのわらべ地藏と同じなのだけど、実は厚みが5割り増し程ある。
今まではレリーフの状態で後ろの光背を貼り付けていたのだが、
同様にすると少し厚みが有りすぎる。

かといって、丸彫りは、習ってない。適当に彫った事はあるけど、、。
ほんとうは、どうやってするんだ!(^^;

というより、丸彫りでは少し厚みが足らないようにも思う。
さて、どうなるんだろう。

厚みのあるレリーフでもいいか!(^^;



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円空・木喰展

2009年11月28日 | 木彫


京都で開かれている円空・木喰展へ行ってきました。
これは明日が最終日、早く行かねば、、ってわけです。

場所は京都駅ビル伊勢丹にある「えき美術館」。
最終一日前の土曜日という事で結構な人出だった。

久し振りにお上りさんをすれば、人混みに圧倒されるし、
エスカレーターは東京法式でまごつくし、、。

って、あの左を空けるか右を空けるかってやつです。
大阪は左を空ける。東京は右。
京都は東京式。なんでやろ?
ん?伊勢丹だから?!(^^;

で、展覧会は作品の数が予想以上で、直線的で大胆な円空に対して
柔らかい曲線の木喰、両者を同時に見られたのがよかった。

円空という人は凝った仕事もあるけど、一太刀入れれば仏を作る、
という作風が凄い。
あの最小限の仕事は、やはり天才なのでしょう。

真似て作っても同じものにはならないのですよねぇ。(^^;

いやぁ、いいものを見せて貰った。


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連休は彫り物!?

2009年11月22日 | 木彫
折角の連休なのに雨模様ですね。
今年の11月は雨が多い。
気温も低めのような、、。

こんな時は、家に籠もってお地蔵様を彫りましょう!ってね。(^^;

最近は大部早く彫れるようになってきた。
只今、8体目。

しかし、まだお嫁に出せる段階には到らず。
もう少し花嫁修業が必要か、って誰の修行やねん!(^^;

今まで手持ちの材料で彫っていたけど、やはり本物の木曽檜が欲しい。
外見も違うが、彫り味が全く違う。

彫刻刀で彫っているとあの粘りがたまらなく気持ちいい。
クセになる味!(笑)

因みに木曽ヒノキと書けば人工林。
木曽檜と書けば天然林らしい。

木っ端でいいから、どこかに転がっていないか木曽檜や~い!(^^;



さて、本日の一枚は木曽檜ならぬ、、ハナカタバミ。
やっと名前を覚えた。(^^;





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はんこ

2009年11月18日 | 木彫



彫刻刀を使っていると、やがて他の何かを彫りたくなる。
年賀状を版画にしようか、とか。(^^;

年賀状は大変そうなので、もう少し簡単な判子を彫ってみた。
材料はサクラ。

ぶつぶつと丸切りして片面だけサンディングで綺麗な平面にする。
あとは反対文字を書いて彫刻刀でちょちょいのちょいと彫るだけ。(^^;

軽く考えてたけど、いやぁ、難しい。

デザインはセンスが無ければならず、彫るには高度な技術が要る。
そのどっちも無いんだしぃ、、。(^^;


彫るだけならものの5分で出来る事は出来るんやけどね。

ほらね↓(笑)





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本を買った

2009年11月11日 | 木彫
やはり、彫り物も独学では限界があると、まずは本を買う事にした。
例によってamazonで探す。
この手の本は大型本で結構お高い。

ならばと中古で買う事に。
今での経験からamazonの中古で状態「良」とあれば、ほぼ問題なし。
殆ど新刊と変わらない。で、送料込みでも幾らかは安い。

それが、本日届いたのですよ。



しっかりとプチプチシートに巻かれて、更にビニール封筒に密閉されていた。
これなら雨降りに配達されても大丈夫!

で、おもむろに開封。
ぎゃっ!

状態は完璧なのだ。新品にしか見えない。
が、しかし、だ!

ビニール封筒のシールを剥がした瞬間、ひどいタバコの匂い!
アタシ非喫煙者なので、この匂いには誠に敏感。

多分、この古本屋さんは凄いヘビースモーカーなのだろう。
本人は気が付かないだろうけど、本には匂いが移るのです。

ま、しかし、この匂いはやがて消える。
問題は「入門から中級まで」と題された本の中味だ。

入門からと言いつつ、彫りの基本、彫刻刀の選び方持ち方研ぎ方等は
あっさりと省かれている。かなり高度。
要するに地蔵さんを彫った事がある程度の人には高級すぎるのだ。

これで、「入門から中級」?

こんなことは中味を見ないと分からない。
やはり、この手の実用書は書店で手に取ってみないとダメね。

これも勉強か。
ちょっと考えれば、いや、考えなくても気づくことだけど。(^^; 



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身長7cm

2009年11月10日 | 木彫
どうにも毎夕、彫刻刀を握らないと気が済まなくなってきた。
で、毎度同じ形、寸法のじゃ面白くないからと、今日はミニサイズにした。

柔らかめの木を探してきて7cmに切断。
ざっと外見の絵を描いて、ノミでだいたいの格好に削る。

それからは、いつものように彫刻刀で只ひたすら削る。

まぁ、我ながらよく飽きないものだ。(^^;

それで、なんとか出来上がったのがコレ↓






ん?やっぱりお地蔵さんじゃないか!って?

でも、座ってるし、うんと可愛くなったんじゃ有馬温泉?(^^;

もっと念入りに仕上げした方がいいのかも知れないが、
これくらいで止めといたほうがなんとなく好きかも。(^^;

掌にすっぽり収まります。
キーホルダーにはチト大きい。
携帯のストラップなら、今風かも。

えっ、お地蔵さんの頭に穴開けて鎖付けるって!
ダメダメ、そんなこと!(笑)



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日進月歩

2009年11月08日 | 木彫
毎度同じネタで申し訳ございません。

で、やっぱりこれ。



今日は、新しい材料で心機一転。
最初から彫りました。

大部慣れてきた。
まぁ、それらしいお顔になってきたんじゃ有馬温泉?

ちょっと肥満の二重顎にしてみたけど、ちょっとアゴが出過ぎかなぁ?

これねぇ、どれくらい時間掛かると思います?

ここまでで、荒彫り2時間、顔2時間。
意外と早い?(^^;

でもしかし、これから仕上げに掛かると何時間でもやっておれる。
もうコレでと言う、終わりがない。いつまでもきりなくやっておれる。

どこまで行ってもまだ何かやり残してるような気がしてしまうのでね。
だから、暇つぶしには最高!

どう、そこのあ~た、やってみません?(笑)



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習う

2009年11月07日 | 木彫
9月末に一度習いに行った彫り物。
その後、独学の道をぼちぼちと歩いていたが、どうしても顔の詳細が
分からない。

それで、また行ってきました、半日教室。
本当は4,5回講習を受けてから顔を彫ると言われたけれど、
ちょっと無理を言って今日はみっちり顔を習った。

そりゃぁもう目から木くずが落ちる程収穫大。
はぁ~なるほど、と感嘆しながら先生の手元を見ておりました。

夜に家に戻って、習った事を忘れないうちに以前の顔を修正。
それがこれ↓





で、もとの顔はこれ↓




ん?変わり映えせん?!
そんなぁ。(^^;;


久し振りに集中して物事をやったような気がする。
あ~、ちかれた。(^^;



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悩ましいアゴ

2009年11月02日 | 木彫
アゴと言ってもあの飛び魚の事ではありません。(^^;
文字通り「顎」。

何が悩ましいかって、仏様のアゴでございます。

自分で彫ってみるまで全く思いを馳せなかったのだけど、
顔というものをよく見ると、唇からアゴにかけて何とも言えず
絶妙のカーブがある。緩い窪みのカーブ。
そして、唇の両端から縦にまた絶妙の窪みがある。

この窪みのカーブが実に美しい。
見ていて飽きないアゴ!(^^;

コレ↓、プロ作の木彫観音様の顎。



顔を彫るという事は窪みを彫るということで、彫る事によって
残された部分が膨らみとなる。
当たり前のようで、これがやってみるまで気づかなかった。

彫る事は浮き上がらせる事なり!(^^;

彫り物をするようになってから、人の顔写真をじっくり見るようになった。
なるほど、どの顔も皆等しく同じ場所に窪みがある。(^^;

いやぁ、面白い!
って、興味のない人には全くどうでもいい事でしょうが。(^^;

う~ん、アゴフェチになりそう。(笑)



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顔は難しい

2009年10月30日 | 木彫
ボケ防止には手先を使う事。
ま、そんなわけでもないのだけど、やり始めると止まらない彫り物。
でも、タトゥではありません。地蔵さんですから。(^^;


講習会では、先生が「顔を彫ると難しいから面相筆で描くだけにしておきます」
と言われた、その顔をどうしても彫りたくなるのは人情。

で、やってみた。見よう見まねというか独学というか、、。
いやぁ、難しい。確かに顔は難しい。

それと、顔を彫るとなるとかなりの種類の彫刻刀を駆使するのだろう。
それもサイズ色々と。

そんなに刀がないまま、なんとか頑張ってみた。



口が河童みたいと言う噂も。
これ、まだ途中ですから。(^^;

この先、耳まで行けるのだろうか、と思うけど、彫っている間は
確かに時間を忘れる。

ちょっと手を休めて眺めていると、すぐまた手を入れたくなる。
ああ、3mmの丸刀が欲しい~っ!(^^;

秋の夜長の彫り物中毒か!(笑)


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