愚石庵

日々思う愚にもつかぬところをぼちぼちと。(ほぼ)毎日更新だけが取り柄。

医の世界はややこしい

2012年09月14日 | 介護

尻の次は胃、、じゃなくて、医。

実は、結核の判定がでた。本当は水曜日に出ていたらしいが
主治医と正式に面談したのは今日が初めて。(なんでもっと早く知らせないのか!)

色々説明を受けてた後、こちらがこう切り出した。

「申しあげにくい話しではあるが、ベッドがリクライニングで無いのが本人に可哀想、
よって転院させたい」という旨の希望を伝えた。

主治医(院長)は「家族さんのその気持ちはよくわかる。
受け入れ先があるならいつでもデータをつけて紹介状を書く」と言ってくれた。

「しかし、その意向を聞いたからにはこちらはやる気をなくすので、
出来るだけ早く転院して欲しい」と付け加えた。
「あとからやっぱり受け手がなかったと言われても知らんよ。
自分で探しなさいよ」と念を押された。

こちらはこちらで事前に公立病院の元職員という人から、受け入れの可能性を
聞いていたので、院長の話には「是非早急にそうしたい」と伝えた。

で、診察室を後にしたが、手続きをどこからどのように初めていいのかが分からない。
そのことを今更主治医に聞くのも気が引ける。

だから、在宅で世話になっていた町医者の所へ行って相談した。
すると、すぐ当該公立病院に電話して何が必要かを書きだしてくれた。
それを持って病院内の地域医療連携室に行くようにとのこと。

またもとの病院に戻って受付で、かくかくしかじかの書類を作って欲しいと頼む。
だいぶ長い時間待ってやっと書類が整った。

それを持って今度は件の公立病院に車を走らせた。
もう時間は午後を大部過ぎている。
それを気にしながら、地域医療連携室に飛び込んだ。

事情を説明すると、意外な返事。

「ご家族のお気持ちはわかりますが、これはまず最初に現在入院中の
病院から連絡を頂くべきで、そのあとでこの書類を持ってきて貰うようになっているのです」
「その病院から今までもそうしてもらってましたよ」

が~んん!なんのこっちゃ。それならそうとなんで院長は言わなかったのだ!
なんでこうも言われることが違うのか?!

ここに元の病院からの紹介状があるではないか。
宛先がちゃんとこの公立病院医師になってるではないか!

何が電話してもらえだ!

一体どないなっとんだ医療の世界は!とほぼ切れそうになった。


その雰囲気を察してか、先方は、「じゃぁこちらから電話連絡してみます。書類は置いていって下さい」
「外来診察が終わった後、担当医にこの書類を見せて入院の可否を決定します」
「今日中にその可否は電話連絡します」
「但し、現在満床。来週も退院予定はありません」
「空くまで待って貰わねばなりません」

非公式事前情報では、待っても一日か二日ということだったので、
この話を聞いて呆然。院長の言葉が頭をよぎる。

じゃぁ、最悪自宅に連れ帰って待機ってことになるのか?

夕方電話を貰って入院受け入れはOKとなった。
あとは空席待ち。。。

これでよかったのか、、?

もうねぇ、一ヶ月分のエネルギーを使い果たした気分の一日だった。

 

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お尻の洗い方

2012年09月13日 | 介護

尻の話しが出たついでに、ウォシュレットの時代に何をと思われるかも知れないが、
介護備忘録の一つとしてお尻の洗い方などを。

老齢になると尻の肉が落ちて、まぁ、女性の胸で言うなら垂乳根状態になる。(^^;

この状態のお尻に本人でない者がウォシュレットの水を命中させるのは至難。
やってみれば分かる。(^^;

本人も当たっているのかどうかよくわからないというし、、。
自分のケツやろがぁ、なんて思っても言ってはいけない。
私は言うけど。(笑)

で、そこで登場するのがペットボトル。

キャップに錐で穴を空けてシャワーを作る。
穴は霧状ではだめでもう少し大きくすること。

ボトルは1リットルか2リットル。
これにぬるま湯を入れる。

用を足した後、少し前の方に座らせて後ろに空間を作る。
斜め後方から(ちょと難しいけど)お尻にペットボトルシャワーを噴射。(^^;

同時にこちらの指で肛門を優しく優しく(^^;洗ってやる。

勿論手にはビニールかゴム手袋。

終わってからトイレットペーパーで拭き取り。

聞けば、エエッと思われるかも知れないが、
慣れると、どおってことのない作業だ。

将来、配偶者がそんな事態になった時の覚え書きとして、、
何かのお役に立てば幸い。(^^;

 

 

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その後の経過

2012年09月12日 | 介護

ここんとこバタバタしていて、すべき事の多数に落ち度有り。
支払の期限を過ぎてしまっていたり、、。

この状況下、まーしゃーないわなと思えども、やはり加齢によるボケは疑う余地無し。
いえ、爺さんの事じゃなく私のことでっせ。(^^;

そんなこんなで昼間は病院に行けず、夜になって爺さんの様子を見に行った。

昨日は、まるでガラガラ戦車の如く音を立てて呼吸していた。
アコーデオンカーテン一枚隔てた隣床の御仁(女性)が
「うるさいなぁ寝られへん」と言った程だ。

それが、今日はどうしたことか全く無音で寝ていた。
違いは酸素吸入のマスクが変わっていたくらい。

痰がきれいに取れたのかもしれない。

いずれにせよ、回りに気を使うのがこちらのストレスになるので
これは一安心。(^^;

入れ歯を外し、咽は涸れているので何を言っているのか分かりにくいのだが、
こちらの言うことはよく分かっている様子。

オムツをしているのにトイレに行きたい等と時々わけわかめの事を言うが、
意外に落ち着いてきたので二安心。(^^;

心配した入院呆けもあまりなさそう。

絶食絶飲のはずが、今日は何か食べさせたというから
それは一体どないなことやと、気になる部分もある。
が、まぁ、案じたより良好状態といえるかも。

このまま快方に向かってくれればいいのだが。

 

 

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事の顛末

2012年09月11日 | 介護

昨日午前中、かかりつけのクリニックに爺さんを連れて行った。
抗生剤を含む点滴を受けるために。

そこで、熱がなかなか下がらないのと誤嚥が激しいということから
入院を勧められる。

絶食絶水で点滴、痰の吸引、酸素吸入、そう言うことが在宅では出来ないから。

入院すると一気に呆ける畏れがあってそれが嫌だった。が、仕方なし。
比較的近くの大きい病院を紹介して貰う。

で、その足でその病院へ。
救急外来で診察の後、入院。

すぐ、点滴、吸引、酸素吸入してもらって症状は落ち着いてきた。
熱も下がりだした。

ところがだ、夜になって担当医から断定はできないが、
痰から結核菌の仲間が見つかったので、
状況に応じて転院して貰うと言う話しが出た。

菌はDNAを調べるまで確定はできないが、疑わしきは即転院というのが流儀らしい。
結核の病院は限られている。大きいところは結核と確定しないと受け付けて貰えない。

で、今日になって紹介されたのが、街の中にある中堅の病院。
初めて聞く名だ。

救急車で運ばれてみれば、そこは天国と地獄。
ザックリ言ってしまえば狭い、古い、汚い、臭い、、。

ええ?ここ?と思ったが選択肢なし。

よく言えば昭和の病院。
ベッドは硬くリクラインニングでないし、設備は旧式。

逆に女性スタッフは、というかおばちゃんスタッフが一杯。(^^;

居心地の悪さは人情でカバーして貰うしかないか?(^^;

そんなこんなで、昨夜は殆ど眠れず、
今日は夕方4時頃に朝から何も食べてないことに気づく始末。

先ほど飯を食ってやっと一時帰宅。(^^;

今度の病院は夜間付き添いが出来ないとのことなので、
今夜は我がネドコダケの布団で眠ることに。

では、もう一度病院まで行ってみることに。

 

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非日常

2012年09月10日 | 介護

ご縁が進んで肺炎になり、ご縁じゃなくって誤って飲むことね、
抗生物質の点滴で間に合わなくなり
ついに入院ということになりました。

酸素吸入し、たんもとり除いてもらぃ点滴すればずいぶんと楽になったようです。

で、当方は付き添いでお泊まりです。



やっぱり携帯からの投稿はしんどいなあ。 

 

 

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ベッドの日

2012年09月03日 | 介護

今日、9月3日はベッドの日らしい。 グッスリー!(^^;

我が人生において通算三年ほどベッド生活をしたが、
やはり畳に布団がいい。ベッドは落ち着かない。(^^;

布団は万年床。 これ楽でっせ。(^^;
サルマタケならぬネドコダケが生えそうだけど。(笑)

ところが年寄りになるとそうも言って居れなくなる。

しゃがむことが出来なくなるので布団は辛い。
で、ベッドのお世話になることになるのだ。

それもリクライニングの介護用ベッド。

このリクライニングがねぇ、どうもイマイチ優れない。

文字で言えば斜めNの形に上がるのだけど、
脚の方が山型に上がるので足先が下がる。

何故足を上げて寝たいかというと、静脈瘤とかの
影響で足がむくむからだ。もうパンパンにふくれあがる。

これが足を上げて寝るとかなり改善されるのだ。

仕方がないから足下に枕か座布団のようなものを入れて持ち上げる。
が、部分的に強く当たるとそこが辱そうになる。つまり床ずれ。

それでなくとも床ずれは問題なのだ。

床ずれには防止の為の低反発マットなるものもあるが、
これが完全化学繊維出で来てるため凄く暑い。

ひどく寝汗をかく。汗をかくと脱水症状の原因になる。
で、冷房を入れたまま朝まで寝ることに。

すると乾燥して気管に悪影響。

物事すべて、あちらを立てればこちらが立たないようになっている。(^^;

それが自然なのかも知れないが。

 

さて、本日の一枚は、綿の実割れる。

 

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何故か盛り上がる介護話し

2012年09月02日 | 介護

介護話し。これはもう絶対と言っていいほど経験者間では盛り上がります。

「そうそう、そうなんよ」ってね。(^^;

どんだけ苦労したかって言いたいわさ。(笑)

昨日のコメントに頂きましたが、介護は女性の仕事ってのが
過去の常識だったんでしょうか。

男性による介護で記憶に残るのは、FNSドキュメンタリー大賞を取った
テレビ長崎作成「道ゆきて」という番組。
大村の禅心寺住職金子真界師が老母を自宅介護する一年を追った話。

今調べてみれば、受賞は1995年とある。
もう17年も前だ。(^^;

母一人子一人の生活で母は寝たきり老人。
食事の世話から入浴の世話、今なら介護ヘルパーさんが活躍する場面を
全部一人でしておられた。
これは凄かった。

あれは、真似できないと昔も今も変わらず思う。

介護保険が出現する前にもこうやって男性が介護するという話しはあったのだろう。
それでも、世間一般には女性の仕事と見なされていたのかも。

これからは、高齢化社会のなかで、男だ女だなんて言って居れないだろうね。

濡れ落ち葉と称される男性も、これからは料理、洗濯、掃除に介護術まで習得せねばならない?!

頑張ってくだされ世のオヤジ殿。(^^;

 

 さて、本日の一枚。このところどんどん実を付けるオクラ。

 

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介護備忘録オムツ編

2012年09月01日 | 介護

九月になって介護話し復帰。(^^; 

食べることが何とかなると、今度は必然的に下の話題に。

人は喰って垂れる動物。
そして、食べること自体がままならぬようになると、垂れることも制御が難しくなる。

まさに赤ちゃん返り。

そこで登場願うのは、やはりオムツ。
近頃この介護用オムツが赤ちゃん用のオムツより出荷量高なんだかで勝ったとのニュース。
世は高齢化社会に向かって驀進中と言うべきか。

で、そのオムツなんだけど、おつむのいい人は考えてるねぇ。
履く時はともかく脱がせる時にはサイドを破ってしまうように出来てるのだ。

コレを知らないと、ウンチまみれのオムツを無理やり下げて股も脚も汚してしまうって事になる。

しかもだ、サイドを破るのに方向があって、上からだと破れない。
下からだと手で上手く裂ける。その様に設計されている。

上から破れると都合が悪いことがあるのだ。

コレを知らないとハサミを使って裂くなんてことになる。

いえ、実際ハサミで切っていたのは私ですが。(^^;

この優れもののオムツ。
ただ、困るのはゴミの重さが半端じゃなくなるって事。

願わくは、コレを何とかする発明をば!(^^;

 

さて、本日の一枚は昨日の残り。 入り口にデンと!(^^;

 

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好物

2012年08月25日 | 介護

またまた介護の話しになってしまうわけですが、、。(^^;

従来は週七回つまり毎日ヘルパーさんに夕飯の準備をして貰っていた。
ちと思うことあって、今は週五回に減らした。

で、今夜は食事当番の日。

何が食べたいかと、念のため聞くと
オーム返しに「肉」との答え。
聞かなくても判ってはいたが、、。

で、シャッカテンの100gシェンゴシャクエンの肉をさっと炒めて出してみた。
因みに、我々はそんな肉喰いません。
スーパーの980円のを半額で買うのが関の山でございます。(^^;

もぐもぐと食べながら、やっぱり堅いという。

それならばと取り出しましたるミルミキサー!
これを使ってなんちゃってハンバーグを作ってみた。

省力化と時短を狙って電子レンジを駆使する。

さいの目に切った馬鈴薯と玉葱をチンして、さらに
ちょっと火を通した肉も混ぜてミルミキサーに掛ける。
水分が無いと上手く回らないので牛乳で調整。

量的には肉と馬鈴薯玉葱がほぼ同量か少し肉多め。
味付けは塩胡椒。

このドロッとしたのを油を引いたフライパンでさっと焼く。
火は殆ど通っているので時間を掛けることはない。

澱粉が入っているのでそれなりに固まった雰囲気にはなる。

これを皿に盛って、普通のハンバーグと同じ様なソースを作って少しだけ掛ける。

さて、どうか?

一口食べて、、「オイシイ」という。
あっと言う間に一皿ペロッと平らげた。(^^;

やっぱり好物は幾つになっても好物だ。

ま、これ、意外と旨かったのは事実。(笑)

 

 さて、本日の一曲。「夏の日の想い出」 この曲は二度目かな?

 http://www.youtube.com/watch?v=zkErZmMcRA0&feature=fvsr

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     久し振りに一位復帰。有り難うございます。

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誤嚥が進むと

2012年08月24日 | 介護

お盆前に血液検査した爺さんの結果を聞きに病院へ。

最近では車に乗せるのも一苦労。
意外なことに大きい車より軽の方が向くと言う部分もある。

それは高さ。
大きい車は足が上がらないので、何か踏み台を用意せねばならない。

が、軽は小さい分乗せにくい。
痛し痒し。

今日はその軽で出かけた。
後部座席には車いすを乗せて。

病院で、誤嚥の話になって、例の信頼できるドクターが
「入所という考えはないのですか」と尋ねた。

つまり施設にいれるかどうかだ。

それは、誤嚥が進むと吸飲という作業も必要で、それを家族がするのは
なかなか大変だろうということから発せられた言葉なのだ。

今までは、人はやはり畳の上で人世の終焉を迎えるべきではとの
思いから、そんな気はさらさら無かった。

まして、老齢で入院でもするとすぐ呆ける、という現実を知っている。
それも残念だ。

だけど考えさせられた。

今のところ介護のヘルパーさんと家族でなんとか看れているが
これ以上症状が悪くなるとそれも無理になるのではないか。

そして、人は畳で死ぬべきだというのは私個人の趣味的発想ではないのかという自問もある。

ま、今のところは水分摂取の量を増やしたり、吸入などで湿度を保ったり、
そんなことでなんとか切り抜けられそうなのだが、、。

例年、秋になると体調も良くなるので、それに期待。

 

さて、本日の一枚。出穂はまだ。

 

 

 

 

 

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介護食

2012年08月22日 | 介護

人間は歳を取ると歩けなくなる。
それでも食べることは出来る。

もっと歳を取ると、堅いものが食べられなくなり、
さらには飲み込む事が困難になる。

そして誤嚥(ごえん)する。

通常は食べ物や飲み物が咽に到達すれば気管に入らぬように
なっているものだが、この反射が鈍くなってくるのだ。

困るのが水などのさらっとした液体を誤嚥しやすいこと。
ちょっと濃度をつけてゼリー状にすると飲み込みやすくなる。

堅いものは勿論、ぱさつくものもくっつきやすいものもダメ。
したがって自然と食べるものが限られてくる。

豆腐やプリンはOK。(^^;

ところで、高齢者に何が好きかと尋ねると、「牛肉」という答が多い。
元気な年寄りは肉好きと言うことにもなる。

しかし、この好きな肉も食べにくいものとなってくる。
でも、肉がいいと宣う。(^^;

じゃぁ、なんとかして食べさせようじゃないかとなるわけだ。

そこで、寒天の登場。(^^;

ゼリーでも片栗でもなんでもとろみがつけば良いのだが、
調理した食材をミルミキサーで粉砕し、これをテリーヌのように固める。

見かけ、特に色は旨そうではないが、意外と美味しそうに食べてくれるものだ。(^^;

歳をとってタンパク質が足りないと辱そう(床ずれ)も治りにくいので
この種の食事の工夫が必要となる。

 

 

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