愚石庵

日々思う愚にもつかぬところをぼちぼちと。(ほぼ)毎日更新だけが取り柄。

ブドウの剪定

2011年02月02日 | Weblog

先日のちょっと見学だけのはずが、瓢箪から駒の如く
ブドウの剪定を実際にすることに。

ジャングル常態のブドウ棚↓

本業のブドウ栽培家に教えられながら慣れない斜面での作業。
つまるところ、昨年伸びた蔓をバッサリ切り取るのだ。

ただし、根本に2,3個ほど新芽を残す。
これが残ってないともうその枝から蔓は出ない。

話は簡単だが、実際にやってみるとこれが意外と難しい。
それは、昨年までハウスのビニールが掛かっていたのを
今年は露地でつくろうとしているからだ。

露地では成長が良すぎるから、ハウス栽培より若干切りつめ気味に剪定する。

枝分かれしている所のどれを残してどれを切るか、その判断を瞬時にせねばならない。
しかも出来るだけ根本に近い枝を残し、伸びきった蔓を切る。
そうしないと養分が先まで行き渡らないらしい。

大胆すぎるほど切った方がいいと言われるが、実際に植物を
目の前にすると遠慮してしまう。
すると残しすぎだとの指摘を受ける。

 

これでも残しすぎで、この後余分な枝を全部落とした。(^^;
短梢剪定とか言うらしい。

太陽さんさんの南側斜面は冬だというのに汗ばむほどだった。
斜面に立っていることが既に運動状態だから余計だ。

日が傾き出すと急激に冷え込んできた。
そして一日の作業が終了。

帰ってからの一風呂が最高の幸せだった。(^^;

これ、癖になりそう。(笑)

 

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
剪定 (何処吹く風)
2011-02-02 22:16:52

 へぇ~。ブドウは、2、3芽残すんですね。
 キウイは、6芽残します。と、聞いてても、
 なぜか、安全をとって、7、8芽残しながら
 切っちゃうんですね。この時期に剪定しなければ
 ならないのも一緒、キウイは、水揚げが2月から
 始まりますから、1月までには、剪定を済ませて
 おく必要があります。ブドウは、3月に水揚げが
 始まるのですね。去年伸びた枝が結果母枝となるのも
 似てます。
 
 ヤマブドウには、キウイと同じく、雄木と雌木が
 あるようですが、栽培品種には、ないのでしょうか。
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お疲れ様でした♪ (baniramama)
2011-02-03 15:23:27
何気なしに行ってる“ぶどう狩り”果実ばかりみていて、枝は気にもしてなかった

そういう見えない所の努力で、美味しい実が出来るわけですね

斜面で立ち仕事をなさって、お疲れ様でした

でも、その横で、斜面の愚石さんを気にして、枝切りも気にして、なおかつご自分の仕事もなさったであろう葡萄栽培農家さん・・もお疲れ様でした クスクス

美味しい葡萄が楽しみですね♪
返信する
何処吹く風さま (愚石)
2011-02-03 17:42:10
ブドウも今が剪定の最終期でしょうね。
日々、芽の常態が変わってるような、気がします。(^^;
出来るだけ切りつめておかないと繁りすぎて大変だそうです。
何しろ初めての経験ですから、想像が出来ませんがね。(^^;

このブドウに関してのみかもしれませんが、雌雄の別は無いようですよ。
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baniramamaさま (愚石)
2011-02-03 17:48:59
食べ物はなんでもその生産地の常態まで思いが及びにくいですよね。
どのように結実するかも想像しにくいのですが、とにかく青空の下、農作業は素人には結構楽しいものです。結果を気にしてませんからね。(^^;
しかし、この畑からおよそ3トンのブドウが穫れるそうです。
その行き先の方が心配になります。(^^;
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