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神戸市バスの2024/10/1運賃値上げと同時に変わる点について

2024/4/5付ブログ記事「神戸市バスは2024/10/1に運賃値上げへ=2024/4/1に近畿運輸局に申請済」の続報です。

神戸市バスの運賃値上げですが、2024/7/3付で認可されました。

https://wwwtb.mlit.go.jp/kinki/content/000328309.pdf

これを受けて、2024/10/1からの運賃値上げ内容の詳細と、乗継割引など他の変更点の詳細が交通局公式サイトに掲載されました。

https://www.city.kobe.lg.jp/a89954/kurashi/access/kotsukyoku/fare-revision.html

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神戸市バスの運賃(条例上は「乗車料金」)には、「普通区」「共用区」「近郊区」の3種類があります。

https://www.city.kobe.lg.jp/a90404/kurashi/access/kotsukyoku/bus/busryoukin/index.html

「普通区」と「共用区」はいずれも均一運賃ですが、後者は主に垂水区内で神戸市バスと山陽バス<一部神姫バスも加わります>が共同運行している区間の運賃を指し、一部の種別で異なる運賃設定が存在します・・・2024/10/1以降は大人の障害者割引定期運賃について共用区の方が割高 

「近郊区」は中心市街地から離れたエリアなど対キロ区間制運賃を採用する区間(しあわせの村発着路線など)で、2024/10/1からは基本的に20円アップとなりますが一部例外があります<別ブログ記事で解説予定>。

https://www.city.kobe.lg.jp/documents/70967/202406703_kinkoku_2.pdf

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神戸市バスの乗継割引は、2024/9/30までは以下のような仕組みになっており、均一運賃区間では2乗車目が実質無料になります。

PiTaPaカード、ICOCA、その他の全国相互利用対象の交通系カード、敬老ICカード、特別割引用ICカードを利用し、1乗車目の降車から2乗車目の降車まで60分以内に連続して市バスを乗り継ぐ場合、1乗車目の料金を上限として、2乗車目の料金から最大210円(小児・敬老・特割は110円)を割り引きます。

ただ、共用区における他社バスとの間の乗継には適用されないほか、普通区でも一部便が神姫バス担当となっている(注1)7・24・71・75の各系統、それに神戸交通振興から神姫バスが引き継いだ山手線(注2)との乗継の場合には適用されませんでした。

(注1)神戸市交通局側の事情で、神姫バスに一部便の運行を肩代わりしてもらっている

(注2)かつて神戸市バスが運行していたのを効率化のため交通局の関連団体である神戸交通振興に移管したものの、さらなる効率化のため同社が解散したことにより、シティーループともども神姫バスに再移管

2024/10/1以降は、適用条件が「1乗車目の降車から2乗車目の乗車が30分以内」に変わります。また、完全に交通局側の都合で乗継割引の適用から除外されてしまっていた普通区の神姫バス担当便も晴れて対象になるわけです・・・ 一方、共用区の他社運行便は引き続き対象から除外されます。

このほか、市バスポイントサービスおよびPiTaPa利用額割引が縮小されます。

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