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大分空港ホーバークラフト復活に向けての動き

1971年の大分空港の(陸上交通が不便な)国東半島への移転に伴い、大分市街地と空港を結ぶための海上交通としてホーバークラフトが就航し、長らくユニークな存在として親しまれていましたが、道路整備による利用減少で赤字がかさみ、2009年10月に運航を終了しました。

しかし、2020年3月4日に大分県知事が2023年をめどにホーバークラフトを復活させる方針であることを発表しました。

運航事業者は2020年10月に九州基盤の大手タクシー会社「第一交通産業」に内定しており、2021年2月24日には大分側のターミナルの設計案の選定結果が発表されました。

https://www.pref.oita.jp/site/hovercraft/terminaldesign-proporsal-sentei4.html

https://www.pref.oita.jp/uploaded/attachment/2103262.pdf

https://www.asahi.com/articles/ASP2T6TD8P2STPJB002.html

以前の大分側ののりばは大分川の河口(大分駅から車で10分ほどかかる)でしたが、復活後ののりばは西大分地区(さんふらわあ神戸航路の発着バスの近く)の予定であり、市街地からのアクセス性は確実に向上します。

あとは、現状落ち込んでいる空港の利用客がいつどこまで回復する見込みか、そしてホーバークラフトを1隻いくらでいつどこが建造するかですね・・・

 

以下の写真は、運航停止4か月後の2010年3月4日の大分側ののりばの様子です。この翌日に、残されていたホーバークラフトは海外に向け搬出されました。

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