関連ブログ記事・・・2023/5/1付「続:球磨川沿いの国道219号は2024年以降も一般車通行止めのまま?」
球磨川沿いの道路や橋梁の復旧工事を中心になって進める国土交通省九州地方整備局八代復興事務所ですが、その公式サイトを見ても具体的な復旧状況が分からない状況が長らく続いていました。
しかし、11月末にようやく詳細状況が分かるコンテンツが公開されました。
https://www.qsr.mlit.go.jp/yatsushiro_r/douro/dourofukkyu/index.html
事務所のサイトのトップページでは公開の旨が案内されていないのが残念ですが・・・
こちらを見ると、国道219号の球磨川沿いの被災部分が広範にわたっており(以下の6地区が該当)、完全復旧にはまだまだ時間がかかることが明確に分かります。
このうち、瀬高地区や荒瀬地区では2023/9時点でもまだ手付かず、2023/11段階でようやく「工事用道路造成中」です。2022年内に復旧工事に着手していた川嶽地区も、2023/11段階で「法面吹付完了・布製型枠撤去・工事用道路造成中」となっています。そして、伊高瀬地区には短区間ですが復旧未着手区間があります。
なお、白石地区・白石天月地区は国道の対岸の県道の復旧工事ですが、県道を全面通行止めとし、迂回路として山側を通るJR肥薩線の線路設備を全部撤去して舗装し活用していることがわかります。ストリートビュー(2023/9現在)の例はこちら