2022/7/10付ブログ「国道161号大津市北小松付近の拡幅工事の現状(前)」の続きです。
廃線跡を利用した小道はかつてはこのまま湖西線北小松駅まで続いていましたが、バイパス工事のため断絶しています(歩行者・自転車については横にう回路を準備)。かつての様子は、2010年当時のストリートビューで分かります。
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通行止め期間の始まりの「平成30年6月中旬」は現地での着工日です。終わりの「平成36年(=2024年)3月」は側道も含めバイパスの構造物が完成する時期を想定しているようです。
この構造物の用途は、「高架橋と盛り土との接続」でしょうか?
北小松駅の手前までは、最終的には湖西線の高架と国道バイパスの高架が並走する形となります。地上からの写真と、湖西線列車内からの写真。
北小松駅では、駅前(かつての江若鉄道の駅の跡)をバイパスが横断します。こちらはまだ橋脚が並ぶだけなので圧迫感はありません。
北小松駅の京都方面ホームの先端部から琵琶湖方面を見ると、やはり橋脚が並んでいます。このあたりまでが、廃線跡の活用区間です。
この先で、2012年に完成済みの志賀バイパスと接続することになります。進捗は2021年10月時点のストリートビューとさほど変わっていません。