関連ブログ記事・・・2023/6/9付「大分県のタクシーの営業区域の状況」
九州運輸局のサイトで公開されている「道路運送法施行規則(昭和26年運輸省令第75号)第5条に基づき九州運輸局長が定める営業区域について」によれば、宮崎県内には以下の3つの交通圏が存在します。
宮崎交通圏
宮崎市・東諸県郡(国富町・綾町が所属)
都城交通圏
都城市・北諸県郡(三股町のみが所属)
小林交通圏
小林市・えびの市・西諸県郡(高原町のみが所属)
上記以外のエリアは、宮崎県の三大都市の1つである延岡市を含めて市郡単位の営業区域となります。概ね北から順番に、
延岡市
西臼杵郡(高千穂町・日之影町・五ヶ瀬町が所属)
東臼杵郡(門川町・諸塚村・椎葉村・美郷町が所属)
日向市
児湯郡(都農町・川南町・高鍋町・木城町・新富町・西米良村が所属)
西都市
日南市
串間市
なお、宮崎県内では平成の大合併で新たに誕生した市はありません。市が町村と合併した例は以下の通りです。
宮崎市・・・宮崎郡の3町(田野町・佐土原町・清武町)および東諸県郡高岡町を編入し、宮崎郡は消滅
都城市・・・北諸県郡の4町(山之口町・高城町・山田町・高崎町)と合併
小林市・・・西諸県郡の2町村(須木村・野尻町)と合併
延岡市・・・東臼杵郡の3町(北川町・北浦町・北方町)を編入
日向市・・・東臼杵郡東郷町を編入
日南市・・・南那珂郡の2町(北郷町・南郷町)と合併し、南那珂郡は消滅
つまり、宮崎・都城・小林の各交通圏のエリアは、平成の大合併の影響を受けなかったようです。