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スカイレール代替EVバスに運行開始翌日に乗車(後)

前編はこちら

スカイレールのみどり中央駅には、来訪客を意識した?イラストパネルが設置されていました。廃止まであと1か月、ここで記念写真を撮る方も結構おられそうですね。ちなみに私は今回往復とも代替バスに乗車したのでスカイレールそのものには乗車しておらず、廃止まで再訪することもありません。

一方ではこんな掲示も・・・ 

みどり中央駅のすぐ南側には、「ありがとうスカイレール」のマンホールが新たに設置されていました。

30分後のバスでJR瀬野駅に戻りましたが、同じ交通系ICカード(はやかけん)で乗車したのでこちらにあるように2乗車目は乗継割引が適用され運賃はゼロ円でした。駅前には別のバスが交代要員によりあらかじめ回送され待機しており、私が乗ってきたバスは回送で車庫に戻るようです。

このあと、スカイレールのみどり口駅に立ち寄りました。スカイレールの定期券発売所がみどり坂タウンバスの定期券発売所にもなっており、スカイレール廃止後もここは当面の間そのまま要員が配置され続けるのかも。

窓口横には、みどり坂タウンバスのICOCA定期券の申込用紙と、一般配布用の「みどり坂タウンバス ご利用の手引き」が置かれていました。後者は残り1部のみになっていたので持ち帰らず(当然のことながら実際に利用する地域住民優先ですからね・・・)、壁に貼ってあるサンプルを撮影。

注目は、表紙の社名が「スカイレールサービス株式会社」「芸陽バス株式会社」の連名になっていることですね・・・ 実際にバスを運行するのはバス事業者である芸陽バスですが、実際にはコミュニティバスの如く路線の企画はスカイレールサービスの担当(コミュニティバスだとこれが自治体や沿線住民が立ち上げた組織になります)なのでしょう。定期券を芸陽バスで取り扱わないのもその表れかも。

2024/3/13付ブログ記事「「スカイレールサービス」で2024/3/30からSuicaなどが利用可能になります・・・それって?」で、「東日本旅客鉄道株式会社 IC カード乗車券取扱規則」の別表の「IC カード乗車券が利用できる交通事業者(バス)」に2024/3/30から「スカイレールサービス株式会社」が追加されるように書きましたが(既に追加されています)、ICカードシステム上は、一部コミュニティバスで自治体名が記載されているのと同様に「スカイレールサービスがみどり坂タウンバスの事業者である」という扱いにしたのでしょう。それを何より裏付けるのが、一連の乗車後にJR瀬野駅の券売機で印字したはやかけんの履歴です!

ちなみに、「山交バ」は、2024/3/28付ブログ記事「米坂線代行バスに2024/3/24に乗車した様子(その1)」の「米沢市民バス」のことです。実際の運行は山交バスではなく地元の運輸事業者ですが、ICカードシステムは山交バスと同じものを使っているのでこのような履歴となります。裏を返せば、スカイレールサービスは独自のICカードシステムを使っているわけですね。

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