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伊予鉄バスは2027年までにEVバスを計50台導入へ

関連ブログ記事・・・2023/12/8付「茨城交通が全国初の「道路運送高度化実施計画」の対象として認められる

実は、同日付でもう1例伊予鉄バスが対象として認められた旨の発表が四国運輸局からありました。

https://wwwtb.mlit.go.jp/shikoku/00001_02334.html

https://wwwtb.mlit.go.jp/shikoku/content/000307637.pdf

ポイントは以下の2点です。

1.EVバスの継続導入

 2023 年度から 2027 年度の5カ年度にわたり、毎年 10 両ずつ、快適で低騒音、低振動、低環境負荷であるEVバスを継続導入

2.みきゃんアプリの導入

 決済・情報プラットフォーム「みきゃんアプリ」を活用し、マイナンバーカードとの連携も通じ、公共交通利用者に対する経済的メリットの提供及び利便性向上を図る

ここでは前者について解説します。

2023/1/28付ブログ記事「愛媛県で国内開発大型電気バスの営業運行開始」で書いたとおり、伊予鉄バスは2023/1/26から愛媛県松山市で大型バスの営業運行を開始しました。この時点では2023年中に10台を導入するとのことでしたが、現段階で何台が導入されているかは不明です・・・中国製の部品を使用しており、発注から納車まで時間がかかっている可能性は大いにありますが

そして、今回の四国運輸局からの発表(注)により、2024年~2027年も10台ずつが導入されることが明らかになったわけです。現在の伊予鉄バスはベテラン揃い(1998年春以前の登録を示す愛媛22ナンバーの車両も少なからず現役)であり、一気に車両が若返ることになりますね。そして、当初導入予定だったものの2023/2/17付ブログ記事「日野ブランドの小型EVバスは幻に終わるようです」に書いた通り導入が困難になった日野ポンチョEVに代わるEVモーターズジャパン製の小型EVバスも導入されるかもしれませんね。

 

(注)「道路運送高度化実施計画」の認定については2023/12/6付で伊予鉄グループから発表されていますが、その中にEVバスの具体的な導入計画に関する記載はありません。

https://www.iyotetsu.co.jp/topics/press/2023/1206_gbde.pdf

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