2024/11/14付ブログ記事「2024年紅葉シーズンの土日祝、箕面萱野~勝尾寺のバスアクセスは2種類」の続報です。
2024/11/23の10時台の箕面萱野駅の様子を報告します。(私自身は勝尾寺には行っていません)
1.阪急交通社による専用シャトルバス(旅行商品として運行)
このシャトルバスですが、上記ブログ記事で紹介したリリース文には前売りのことしか書かれていませんが、実際には2023年までと同様当日券も現地(のりばの近所)で発売しています。
勝尾寺公式サイトでは「前売りも当日も同額の3000円」となっています。しかし、勝尾寺自身による阪急電車の車内吊り広告によれば、「前売りは3000円、当日券(左下に小さな文字で書かれている)は3495円」となっており、公式サイトとは異なっています。
箕面萱野駅の当日券発売所は、阪急交通社によるシャトルバスの案内サイトによれば、「みのおキューズモールCENTER 2F インフォメーション前」とあり、のりば(1Fのバスターミナルの一角)とは全く別の場所です。ところが、現地レベルでは「箕面萱野駅の改札口付近」「キューズモール2Fの入口前」「シャトルバスののりば」のいずれにもシャトルバスの当日券発売に関する案内は見当たりませんでした! 後述の通り阪急バスの勝尾寺行路線バスのりばには長蛇の列ができており、シャトルバスのほうは決して満員御礼状態ではなかったので「現地で宣伝すれば増収につなげられる」ような気もしましたが、いろいろと事情があったのでしょう。
この入口を入ってまっすぐ行った場所に当日券発売所がありました。店内は撮影禁止なので発売所そのものの写真はありません。
8番のりばで乗客扱い中のシャトルバス。バスは阪急箕面駅始発なので、ここに停まっている時間はそれほど長くありません。係員は、バスの発着前後の時間のみ配置されていました。なお、貸切バスということもあってか、のりばには「ここが勝尾寺行のシャトルバスの乗り場ですよ」とアピールする材料はゼロでした。
シャトルバスは、ヤサカ観光バスのほかトーホーバス(東豊観光)の大型貸切バスが充当されていました。
ついでに、阪急箕面駅の様子も紹介します。ロータリーの真ん中がシャトルバスの待機場となっており、のりばはサイト上での案内<箕面滝道ワンウェイ観光周遊バスと同じ場所>と異なり、隣の「もともと阪急バスの路線バスが発着していたが現在休止中で使われていないバース」を使用していました。
箕面滝道ワンウェイ観光周遊バスは、当然のことながら運休中です。
2.阪急バスの一般路線バス
2024年は紅葉時期以外でも欧米系中心の外国人観光客が殺到するようになっており、紅葉時期にはそれに上乗せして「ベトナム人をはじめとするアジア系の日本在住者」「生粋の日本人」も大挙やってくるので、例年にも増して長蛇の列ができています。所定の便以外に「臨時特急 勝尾寺」と表示されたバスも運行されており、合わせると10分おきぐらいに勝尾寺に向かうバスが出発しますが、乗車待ちの列は恒常的に100人を越えていました。