関連ブログ記事・・・2023/2/19付「国際興業バスの埼玉県内値上げが間もなく認可へ」、2023/2/28付「国際興業バス値上げの運輸審議会での議事内容について」
運輸審議会の答申から半月が経過した3月3日、ようやく上限運賃変更が認可されました。
https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha03_hh_000370.html
これを受け、国際興業バス公式サイトにおいても運賃改定に関する詳細情報が公開されました。
https://5931bus.com/news_details/id=3345
https://www.kokusaikogyo.co.jp/files/topics/703_ext_01_0.pdf
今回の値上げを機に、埼玉県内路線では現金運賃とICカード運賃の差異は完全になくなります。初乗り運賃は上限運賃220円に対し実施運賃は200円に抑えており、値上げ幅は多くの区間で20~40円となるものの一部に据え置きや値下げとなる区間もあるとのこと。
また、(現時点で埼玉県内の運賃値上げ申請をしていない)西武バスや東武バスとの共通定期券の運賃は据え置きとなります。公式サイトの定期券案内のページによれば、
埼玉県内の東武バスとの共通定期券の対象・・・[川11][川12]川口駅東口-新郷支所/新堀-草加駅西口
埼玉県内の西武バスとの共通定期券の対象・・・[北浦03][南与01]北浦和駅西口/南与野駅-埼玉大学 (並行する他系統にも乗車可能)
となっています。裏を返せば、定期券以外で乗車する分には「バス事業者により運賃が違う」ということなんでしょう。
このほか、一部埼玉県和光市を経由する「[石02][石03]石神井公園駅北口-成増駅南口」の西武バスとの共通定期券もありますが、こちらは全区間が都区内均一運賃エリアなので今回の値上げの対象外ですね。