関連ブログ・・・2022/4/10付「忍者のように消えた伊賀発着の高速バス路線」、2022/6/4付「阪神高速14号松原線の通行止め区間(喜連瓜破~三宅)の状況」
2022/4/10付ブログで
>阪神高速松原線の長期通行止めは、もしここを通る高速バス路線があれば所要時間などに大きな影響が生じますが、幸いなことに現在はゼロです。
と書きましたが、実はゼロではありませんでした。一般的な高速バスではなく、見た目は大学のスクールバスですが実は乗合バスというパターンです。
新梅田シティ近くに、梅田と大阪芸術大学(大阪府南東部にある鉄道駅のない河南町に所在)を結ぶスクールバスのバス停があります。ちゃんとした標柱があり、発車時刻も書かれています。
このバス停に、阪神高速松原線の終日通行止めに伴いバスが迂回運行するため、遅延発生や出発時刻にバスが間に合わないなどの状況が想定される旨の掲示がありました。大阪芸大公式サイトにも同様の案内がなされています。
しばらくすると、大阪芸大の感性があふれたスクールバスがやってきました。前面には大阪芸大のマークが描かれていますが、緑ナンバーで、車体にははっきりと「乗合」と書かれています。
大阪芸大公式サイトの案内でも、「定期券:後期 27,000 円(片道乗車券もあります。)」と明記されており、
https://www.osaka-geidai.ac.jp/files/u-bas_riyou_R4kouki.pdf
実質的には大阪芸大の関係者しか乗れないものの、国土交通省の許認可上は一般の路線バスと同じ扱いであることがわかります。
阪神高速松原線通行止め期間中は、おそらく「阪神高速環状線~13号東大阪線~東大阪JCT~近畿自動車道~阪和自動車道~南阪奈道路~羽曳野東ICから一般道に降りて河南町の大阪芸大へ」というルートと思われます。