2023/8/22付ブログ記事「続:茨城県日立市の非互換なバスICカードがついに終幕へ」の続報です。
>果たして、「日立市エリアの路線バスのキャッシュレス乗車サービスに関する移行スケジュールの詳細」の公開はいつになるでしょう?
茨城交通公式サイト上では、2023/8/25付で発表されました。
http://www.ibako.co.jp/contents/newsrelease/2023/08/26895.html
http://www.ibako.co.jp/contents/files/sites/3/2023/08/ibappi_payment_system.pdf
2023年10~11月の2か月間でバスごとに順次運賃箱をでんてつハイカード対応のものからいばっピ&タッチ決済&QR決済対応のものに取り換えていき、取り換えられたバスから「いばっピ」が利用可能になります(車内販売もあり)。いずれのICカードが利用可能かはバス車体のステッカーで判別できますが、バスが来る前に利用者が知る手段はないので、"「でんてつハイカード」と「いばっピ」を2枚持って頂くと便利です"と案内されています。なお、タッチ決済&QR決済は全車の取り換えが終わった2023年12月から開始予定ですが、利用できるブランドは調整中とのこと。
そして、日立市は「高齢者おでかけ支援事業」として高齢者専用のでんてつハイカード「シルバーバスカード」を販売していますが、2023年10月からは「いばっピ」に移行します。
http://www.ibako.co.jp/contents/files/sites/3/2023/08/HITACHI_ibappi_payment_system.pdf
※日立市公式サイトでは詳細は未発表
旧日立電鉄交通サービスから引き継いだバス路線が存在する高萩市・常陸太田市の場合、高齢者向けのでんてつハイカードで路線バスの運賃が半額になる優待サービスを導入していますが、「いばっピ 高齢者割引パス」への切り替えにより引き続き同様の優待を受けられます。
http://www.ibako.co.jp/contents/files/sites/3/2023/08/TAKAHAGI_ibappi_payment_system.pdf
http://www.ibako.co.jp/contents/files/sites/3/2023/08/HITACHIOTA_bappi_payment_system.pdf
群馬県と異なり、バス会社独自のICカードであるが故に、高齢者向け割引機能をICカードそのものに追加できるわけですね・・・