2024/10/3付ブログ記事「米子市の循環バスで2024/10から全国相互利用対象交通系ICカードが利用可能になります」の続報です。
上記ブログ記事で書いた通り、鳥取県では一般路線バスにおいて交通系ICカードの県内全域導入に向けてデータを収集してきましたが、晴れて実現が決まりました。
https://news.ntv.co.jp/n/nkt/category/society/nkd432e03254dd4fe2889a0adbdd860397
2025/1/23の鳥取県知事の定例会見において、2026年春をめどに県内の路線バス全213台にICOCAを導入する旨が発表されました。
https://www.pref.tottori.lg.jp/321062.htm#16
鳥取県の2025年度当初予算において、導入費として2億円程度を計上します。
鳥取県内ではこれまでに鳥取市のコミュニティバス「くる梨」で2023/4/1から、米子市のコミュニティバス「だんだんバス」で2024/10/28からそれぞれICOCAを導入しており、一気に全県的に広がるわけですね(岩美町など小規模なコミュニティバスは対象外となる可能性がありますが)。
なお、2023/10/3付ブログ記事「Suica・ICOCAなどが使えるマイナーなバス事業者の解説(その6)」で書いたとおり、以前JR東日本が自社サイトで公開していたSuicaが利用可能な事業者の一覧表上では、鳥取県内に関しては実際にバスを運行する「日本交通」「日の丸自動車」ではなく「鳥取県コミュニティバス運行事業者」として掲載されていました。他県と異なり、鳥取県が主導権を握る形で進めているからなんでしょうね・・・