2024/12/22付ブログ記事「中国バスにICOCA処理機を設置した車両が登場(2024/12/21時点) <追記あり>」の続報です。
2025年が明けても、現在PASPYのシステムを導入している中国バス・井笠バスカンパニー・鞆鉄道(トモテツバス)の公式サイトには、PASPY終了後のICカードシステムの扱いに関する情報は掲載される様子がありません。
しかし、JR西日本のサイトにおいて2025/1/10付で公開されたリリース文の中には明記されていました。
~バス・地域鉄道向け ICOCA 新サービス導入~ ICOCA Web 定期券サービス「iCONPASS」開始
別紙2の「地域鉄道・バスICOCAシステム導入事業者(2025.3時点)」の表の中に、鞆鉄道株式会社(バス)・株式会社中国バス・株式会社井笠バスカンパニーが2025/3/30からICOCAを導入する旨の記載があります。既に公表済みのJRバス中国・広島バス・広島交通・江田島バスの各社と同様、その前日の2025/3/29限りサービスを終了するPASPYに代わり、ICOCAにより交通系ICカード対応を継続するわけです。
広島県東部ではおのみちバスと本四バス開発が最初からICOCAを導入しており、主要バス事業者では因の島バス(カードシステム未導入)以外の全社がICOCAで足並みをそろえる形となります。
一方、上記別紙には「広交観光」の社名がありません。同社は広島交通グループで貸切バス・広島市と広島県外を結ぶ高速バスが主要事業ですが、上井原(広島市北東端の芸備線沿い)と新玖村橋・北部医療センター<JR可部線あき亀山駅前>を結ぶ路線バスも運行しており、PASPYに対応しています。
https://www.hiroko-group.co.jp/kanko/ibara.html
こちらは2025/3/30以降どうなるのでしょう?