関連ブログ・・・2022/5/18付「金沢市内のバスICカードは、互換性のない2種類が併存」、2022/10/7付「 「城下まち金沢周遊バス」の交通系ICカード導入の背景」
「城下まち金沢周遊バス」へのICカード導入は、石川県内では大ニュースになりました。導入3日前には、金沢市長がバスを視察に来て乗車体験をしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d3f3eb51bacbe0aeabebccabf44edbafb978271e (MRO北陸放送)
https://news.yahoo.co.jp/articles/31cdf91f7d6a0083d16c29bf9fadc8532740c8bb (石川テレビ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/b2aa06b0876980bae3075d4a9d424fce23d71079 (テレビ金沢)
そして、導入当日(2022/10/17)の様子も各メディアが報道しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/63e2b0f834d098998920faf8184761b066b5bd3e (北國新聞)
https://news.yahoo.co.jp/articles/1451be78ad1529c0877538c22bbe5b4742cf484a (北陸朝日放送)
https://www.yomiuri.co.jp/local/ishikawa/news/20221017-OYTNT50232/ (読売新聞石川版)
導入には約5000万円の費用がかかりましたが、そのうち国が3分の1程度・残りを金沢市が補助するため、バス会社(北陸鉄道)の負担は決済手数料のみとのこと。
そして、この一連の報道の中で、これまで石川県のメディアが黙殺していた「金沢市内で互換性のない2種類のICカードが併存を続けてきた」事実がようやく露わになっています。
週末は混乱予想…北鉄バスの一部路線でICカード利用開始も観光客困惑「もっと分かりやすくして」 (石川テレビ)
実際に導入したシステムがICOCAなのかSuicaなのかは不明ですが、読売石川版の記事の写真(乗車口のICカード処理機の隣で「アイカ・定期券はつかえません」の注意喚起がなされている)を見る限り、JR西日本グループが滋賀県や中国地方で導入を進めている簡易型ICOCAシステムではないようです・・・ICカード処理機のデザインが異なる
北陸鉄道グループの金沢近郊の他の路線への導入が進むかどうかは、金沢市など沿線自治体がどの程度資金援助をするかにかかっていますが、果たして・・・