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三岐鉄道北勢線、ICカード導入4か月前?の様子+α

関連ブログ記事・・・2024/9/26付「今後Suicaなどが利用可能/不可能になる交通事業者は・・・

上記ブログ記事で、三重県を走る三岐鉄道北勢線で2025年3月からICOCAなどの全国相互利用対象交通系ICカードが利用可能になる予定と紹介しました。

2024/11/3に、2024年度中に開通予定とされる(2024/6/26付ブログ記事参照)東海環状自動車道のいなべIC<仮称の北勢ICから変更>~大安IC間の状況を見てきました。その際に三岐鉄道を北勢線・三岐線とも利用しましたが、北勢線の各駅ではまだICカード対応に向けた準備が始まっている様子は見られませんでした。

北勢線は無人駅も含め全駅に自動改札機・自動精算機が設置されており、車内での運賃収受は一切行いません。そのため、おそらく「自動改札機にICカード対応機器を追設する」「各駅に簡易型ICカードチャージ機を設置する(精算機はICカード非対応のまま)」程度の対応で十分と思われ、年明けに一気に対応を実施するのかもしれませんね。

西桑名駅の様子。

東員駅の様子。

ちなみに、三岐線の方は対照的に「自動改札機も自動券売機も設置せず、乗車券はどの駅でも有人窓口での手売りが基本で自動改札機に非対応」という昔懐かしい状況が続いており、ICカード導入の予定は全くありません。起点の富田駅は近鉄の駅に間借りする形ですが、同駅で下車する際に線内の駅で購入した乗車券は近鉄の自動改札機に通すことはできず、有人改札の駅係員に回収してもらう必要があります。そして同駅で乗車する際に近鉄の券売機で三岐線の乗車券は購入できないので、駅係員にお願いする必要があります・・・ 

なお、同駅の改札を出ないで近鉄と乗り継ぐケースにはICカードやタッチ決済であってもうまく対応しています<別記事参照>。

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