関連ブログ記事・・・2024/11/1付「関西大手私鉄のタッチ決済は、各社間の相互乗り入れにも完全対応 <追記あり>」
上記ブログ記事で書いたように、2024/10/29から阪神電車各駅がタッチ決済対応になったとはいうものの、他社と異なり機器は自動改札機とは別の個所に設置されており(設置場所は有人改札・インターホン隣・自動精算機脇など駅により異なる)、リリース文にあるように利用者側では「改札口の係員にタッチ決済でご乗車いただく旨をお知らせください。係員不在の駅・時間帯は専用リーダー付近のインターホンを通じて、タッチ決済でご乗車いただく旨を駅長室までお知らせください」という対応が必要で、インバウンドにはハードルの高い状況が続いていました。
リリース文には
※自動改札機でのタッチ決済対応は、2025 年春頃の予定です(大阪難波駅は 10 月 29 日から自動改札機でご利用可能です。)。
と明記されていましたが(大阪難波駅は近鉄仕様の自動改札のみ設置)、2025年2月になってついにタッチ決済対応機器付きの自動改札機が稼働を開始しました。
魚崎駅の場合、1月中旬にそれらしき機器が白いシールで塞がれた自動改札機が出現していましたが、
2025/2/5に使用開始となりました。
他社の多くの駅と同じくタッチ決済は1通路のみです。黒いカバーで覆われている部分はQRコードの読み取り装置ですが、このブログ記事を書いている時点では阪神電車で利用可能なQRコード乗車券は「スルッとKANSAI 大阪周遊パス」(尼崎駅から大阪寄りでのみ利用可能)のみなので、神戸三宮や甲子園などでもこの状態のままです。
従来のインターホン隣に設置されている単独のタッチ決済対応機器も引き続き稼働中で、駅係員に確認したところ「撤去の予定は今のところ聞いていない」とのことでした。