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南紀白浜空港の国際線ターミナル待合室が「図書館」になる <追記あり>

2023/9/7付ブログ記事「南紀白浜空港の国際線ターミナル、ようやく本格活用(2023/9/5~)」の続報です。

国際線ターミナル1階のコンシェルジュエリア新設およびバス乗り場変更については、オープンから2週間後にようやく公式サイトの「空港施設」のページに反映されました・・・オープンや変更の旨のアナウンスは一切なし、ここが国際線ターミナルの一部である旨の記載なし

http://shirahama-airport.jp/kannai

さて、2023/9/21付で、国際線ターミナルの施設活用に関するリリース文が出ました。

「「旅立つ空港図書館」の実現に向けて覚書を締結~空港の搭乗待合室を図書館に~」

図書館の運営会社側のリリース文はこちら

日経電子版(2023/9/26付)の記事はこちら

「空港新ターミナルビル内の搭乗待合室」(1階のうちコンシェルジュエリアとして活用されていない部分のこと?)は当然国際線に搭乗する旅客のためのものなので、定期便がなくたまにチャーター便があるだけの現状ではほぼデッドスペースです。「図書館」としての活用は、それ自体では収益に寄与するわけではありませんが、交流の場づくりの方法としては有益かと思われます。ちなみに、リリース文のイラストがあまりにも良くできているので、もうすぐオープンのように錯覚しますが、これはあくまで「実現に向けての覚書の締結」なので、旅立つ空港図書館が現実になるのはまだ先でしょう。

そういえば、2階に整備される「飲食店や物販店などの商業施設」のテナント誘致はどうなったのでしょう? 1日3往復の定期便だけで採算をとるのはハードそうで、「旅立つ空港図書館」のオープン後に期待かもしれません。

<追記>

両社のリリース文の内容とは裏腹に?、この「旅立つ空港図書館」は既にオープンしているとのことです。2023/9/27付の地元紙・紀伊民報のサイトに記事が掲載されています。

https://www.agara.co.jp/article/308916

返す返すも、南紀白浜エアポート社の公式サイトにおける情報発信は本当に謎ですね・・・ コンシェルジュエリアといい、本来は開設とほぼ同時に空港公式サイトのトップページで大々的にアピールするのがあるべき姿のような気がしますが、その役目は紀伊民報に任せてしまっているのかも(笑)

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