2022/9/24付ブログ記事「トカラ列島と鹿児島空港を結ぶ定期航空路(セスナ機使用)について」の続報です。
上記ブログ記事で紹介した新日本航空による トカラ列島と鹿児島空港を結ぶ航空路線ですが、2025/1/末時点で長期運休が続いています。
諏訪之瀬島航路は2024/2/28から水曜日の運航も始まり、週3日体制となりました。
http://www.tokara.jp/2024/02/13/20430/
しかし、新日本航空は2024/6/9に鹿児島空港近くで操縦訓練機の不時着事故を起こし、これをきっかけに国土交通省大阪航空局が同社に立ち入り検査を行ったところ、多数の問題が発覚したため、同局は同社に2024/8/23付で事業改善命令を出しました。
https://www.cab.mlit.go.jp/wcab/file/pdf/ef36c15b57cbfa4315ec55f144af3a623045c743.pdf
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20240826/5050028008.html
これを踏まえ、新日本航空は全使用機材を対象とした整備作業を実施しており、2024/9/10以降2025/1/末に至るまでずっと諏訪之瀬島航路および遊覧飛行は運航停止中となっています。
なお、十島村役場が管理する諏訪之瀬島の場外離発着場は2024/10/1~2024/12/15の間工事のため使用停止となっていましたが、
http://www.tokara.jp/2024/09/11/22973/
工事完了後も運航再開のめどは立っていません。
http://www.tokara.jp/2024/12/11/23737/
ちなみに、同社のもう1つの離島航路である薩摩硫黄島航路のほうは、2023/6/21以降ずっと欠航中です。これは、三島村役場が管理する薩摩硫黄島の場外離発着場が、施設の点検・整備のため2023/6/28以降使用停止となっているためです。