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JR線乗り放題きっぷ利用の場合の宮島訪問税の支払い方法は?

2023/9/14付ブログ記事「宮島訪問税導入後の宮島航路の乗船のしかたについて」の続きです。

2023/10/1から宮島訪問税が導入されましたが、導入後2日経過した時点でも、JR西日本宮島フェリーの公式サイトの内容は「入島時に宮島訪問税100円が別途かかるようになった」以外の情報更新はありません。上記ブログ記事で書いた

・乗船券がQRコード入りのものに変更され、宮島口での乗船前に自動改札にQRコードをかざす必要がある

・ICカードでの乗車の場合、基本的に宮島口での乗船前に自動改札にICカードをタッチする(その際に宮島訪問税も併せてICカードから減算)だが、PASPYのみは自動改札が対応していないので、有人改札に設置された処理機にタッチする必要がある

・宮島訪問税非課税者および年払い者は、ICOCAなどで乗船する際も(自動改札に普通にタッチすると訪問税まで減算されてしまうため)有人改札に設置された処理機にタッチする必要がある

ことは全く分かりません。そもそも、「ICカード利用可能」のページの内容が未だにシステム変更前(2023/9/12以前)のままです。

そして、JR線乗り放題のきっぷ類(JAPAN RAIL PASS、JR-WEST RAIL PASS、青春18きっぷなど)で乗船する際、具体的にどうすればいいのかの記載も見当たりません。JAPAN RAIL PASSの公式サイト(日本語版があります)を見ても、単に「別途現地にて宮島訪問税(100円)の支払いが必要です。」とあるだけです。

https://japanrailpass.net/about_jrp/route/

ただ、広島電鉄公式サイトに、具体的な対応のヒントが隠されていました。

同社が観光客向けに発売している「広島たびパス」(広島電鉄の鉄軌道全線、同社以外も含む広島市中心部の路線バス全線、宮島航路<広電系の宮島松大汽船に加えJR西日本宮島フェリーも乗船可>が一定期間乗り放題)のサイトに、以下のような記述があります。

宮島口フェリー乗り場の自動券売機で「宮島訪問税券100円」をお買い求めのうえ、改札口にてたびパスを提示して宮島訪問税券を係員に渡して下さい。

広島たびパスを購入した方が必ずしも安芸の宮島に渡るとは限らないので、パスの発売額に宮島訪問税を上乗せするのではなく、別途支払いという扱いにしたわけです。

この伝でいくと、JR線乗り放題のきっぷ類についても同じように「JR西日本宮島フェリー側ののりばの自動券売機で100円の宮島訪問税券を購入し、有人改札で乗り放題きっぷ類を提示して宮島訪問税券を係員に渡す」というやり方になっていることが濃厚です。ただ、自動券売機がどこまでキャッシュレスに対応しているかは不明です。ICOCAなど全国相互利用対象交通系ICカードが使えることは確実ですが、クレジットカードとかQRコード決済はどうなんでしょう?

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