全国交通ニュースブログ

藤沢駅発の共同運行路線では、最大2割も運賃が異なる状況に・・・(2023/3/18~2023/6/30の間)

関連ブログ記事・・・2023/2/23付「江ノ電バスの湘南地区も2023/3/18から値上げ予定、辻堂団地線は?

江ノ電バスの湘南地区(横浜市内均一運賃でない区間)は、2023/3/18から運賃が値上げされました。

同社と神奈中バスが共同運行する辻堂団地~辻堂駅南口および辻堂団地~藤沢駅北口間の路線は、少なくとも2023/7/1実施予定の神奈中バスの運賃値上げまでは、両社の担当便で運賃が異なる状況が続きます。

例:辻堂団地~藤沢駅北口間の2023/3/18~2023/6/30間の大人運賃

神奈中バス:現金250円・IC242円  江ノ電バス:現金290円・ IC290円

つまり、ICカードで乗車した際は、江ノ電バスのほうが神奈中バスよりも20%ほども高くなるわけですね。

ただ、両社の公式サイトを見ても、特段このことには触れられていません。唯一、江ノ電バス側で「共通定期券取扱系統においても当社便の現金・IC運賃は改定を行いますので、共通定期券以外でご利用の場合、ご乗車になる事業者によって運賃が異なりますので、予めご了承ください。」との記述がありますが、どの路線が該当するかは改めて調べねばわかりません。

https://www.enoden.co.jp/bus-status/18085/

ということで、「辻堂団地~藤沢駅北口間」についてそれぞれの公式サイトで時刻・運賃を検索したところ、以下のようになりました。

 <神奈中バスの側> 時刻は神奈中バス担当便・江ノ電バスの担当便とも表示、運賃はいずれも安い神奈中バスのものを表示

 <江ノ電バスの側> 時刻は江ノ電バス担当便のみ表示、運賃は江ノ電バスのもののみ表示

そして、藤沢駅北口のバス停には、両社便で運賃が異なる旨の掲示は見当たりませんでした。まあ、よそ者が利用する路線でもないので、特に問題視されないのでしょうけど・・・ たまにしか利用されない方にとってはあれ?と思うかもしれません。

こちらの掲示(金額式IC定期券に関するもの)は、共同運行路線に限らず江ノ電バスの今回値上げ区間全般に該当します。これに気付かずに「江ノ電バスの240円区間の金額式IC定期券で290円区間を乗車」すると、毎回50円ずつICカードのチャージ分から引き落とされることになります。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「路線バス<運賃関係>」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事