2023/5/26付ブログ記事「長野県内の交通機関のICカード導入を県が後押し中」の続きです。
長野県は2016年から研究会において交通事業者や関係自治体などと交通系ICカードに関する情報共有や普及に向けた検討を実施していますが、
https://www.cheering-nagano.jp/mayors/open_pdf/2018/20180823/siryou_08.pdf (長野県市長会のサイト内で公開されている2018年8月時点の資料)
現実には、研究会を立ち上げる前の2012年に導入された(独自カード「KURURU」)長野市近辺以外への普及は全然進んでいません。唯一、2020/3/25に軽井沢地区および軽井沢~群馬県草津温泉方面の路線を運行する西武高原バスが「PASMO」を導入したのみです。
https://www.seibubus.co.jp/news/uploads/20200318oshirase.pdf
2022年11月時点では、長野県としてはJR東日本が提供する「地域連携ICカード」を基本として導入を推進することとしていますが、「KURURU」の後継となる長野市近辺以外では相変わらず動きがないままです。
https://www.pref.nagano.lg.jp/koho/kensei/koho/hotline/202210/hot_2210-5.html
長電バスは長野市近郊のほか(首都圏からなどの観光客が多く利用する)志賀高原一円や野沢温泉地区でも路線バスを運行していますが、地域連携ICカードはあくまでも現在「KURURU」を導入しているエリアのみで導入する気です・・・