2024/4/11から、神戸市営地下鉄全線および神戸空港~都心~有馬温泉の公共交通機関でクレジットカード等のタッチ決済による乗車が可能になります。
https://koberope.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/03/20240413_press_-touch-payment.pdf
「神戸空港~都心~有馬温泉の公共交通機関」の対象は以下の通りです。
1.ポートライナー(全駅で対応)
2.神戸電鉄有馬線(谷上・有馬口・有馬温泉の各駅のみ対応)
3.六甲ケーブル
4.六甲山上バス(六甲ケーブル山上~六甲山頂・六甲ガーデンテラス)
5.六甲摩耶スカイシャトルバス(六甲ケーブル山上~摩耶ロープウェー山上)
6.まやビューライン(摩耶ケーブルと摩耶ロープウェー)
7.六甲有馬ロープウェー
8.みなと観光バスの211・212・22系統(桜森町BC~三宮山手~モザイク前)および坂バス(摩耶ケーブル下~JR灘駅など)
ロープウェイにおける国際ブランドのタッチ決済導入は箱根ロープウェイ(2023/8/2開始)に続き全国2番目のようです。
タッチ決済の読み取りリーダーは神戸市営地下鉄・ポートライナーでは自動改札機、バスは運賃箱、神戸電鉄・ケーブルカー・ロープウェイは有人窓口にそれぞれ設置されます。
タッチ決済の最大のメリットは「ICカードの購入やスマホアプリのインストールなしに、手持ちのクレジットカードでそのまま乗車できること」で、それ故インバウンド観光客に適しています。一方、弱点は「現地での決済時点で割引が効かないこと」で、小児運賃や各種割引運賃には対応できません(利用代金請求時にまとめて割り引くことは可能ですが)。
ちなみに、六甲ケーブルおよびまやビューラインの山麓駅への主要な交通手段である神戸市バスはタッチ決済に対応していません。また、六甲摩耶スカイシャトルバスは神戸六甲鉄道(旧六甲山観光)と阪急バスの2社共同運行ですが、阪急バスはタッチ決済に対応せず、結果的に「平日は全便で対応、土曜日は半数の便で対応、日祝日は全便非対応」となるので注意が必要です。