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一面の湿地帯と化した奈良IC予定地を過ぎ、奈良ICへのアクセス道路となる都市計画道路西九条佐保線の予定地にやってきました。
奈良県幹線街路整備事務所が、JR大和路線の仮線切り替えを機に、新しい完成予想図の看板を設置していました。今のところは「絵に描いた餅」ですが、最終的には看板設置場所のすぐ西側に南北に高架道路が貫くことになります。
これまでの現地報告ではJR大和路線の北側を歩いていましたが、今回初めて南側を通ることとしました。こちらは、その道路沿いにあるやや年季の入った完成予想図です。
大安寺踏切も、これまで線路と斜めに交差していたのが、安全性を考えて直角に交差するように改められ、場所が移動しています。
大安寺踏切の北側にも、絵に描いた餅が設置されていました。完成イメージ通りになるのは2030年代に入ってからでしょうか?
踏切の北西側には広々とした空き地があります。都市計画道路西九条佐保線用地として買収した土地ですが、まずはJR大和路線の高架工事の作業ヤードとして活用されるのかも。
踏切以北は、用地買収済みの土地が佐保川の両岸に広がるだけです。当面は維持管理がなされるだけかも。
(おわり)