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2023/10時点の国道24号城陽井手木津川バイパスの工事状況(その3)

その1はこちら その2はこちら

かつて山吹ふれあいセンターと井手町図書館が入居していた建物の前では、何やら工事が行われています。立て看板からわかるように、城陽井手木津川バイパスに関連する工事です。

この3つの建物の北側にある才田川にバイパスの橋を架けるための工事を行う前段階として、川沿いの町道を迂回させる必要が生じ、もと山吹ふれあいセンターと井手町図書館の駐車場だったスペースの一部をその迂回路に、残りを橋の施工用ヤードとして活用します。迂回路の工事は終わっていますが、まだ供用開始には至っていません。

才田川の現況。2枚目の写真の上方に見えるのが自然休養村管理センターであり、その手前に橋が架かるわけです。

なお、才田川橋については、2023/9/29付ブログ記事で紹介した事業評価監視委員会の資料の13ページ目で、「■当初は才田川橋A1橋台背面を一体的な構造となるU型擁壁としていたが、山側と谷側の擁壁を分離し、山側の擁壁をコンパクト化することでコスト縮減を図ります。」と言及されています。

バイパス予定地の西側には、2022年4月に開校した「京都府立井手やまぶき支援学校」があります(このブログを書いている時点でWikipediaにまだ項目が立っていません)。1日の授業が終わり、次々にスクールバスが出てきました。

おそらく城陽井手木津川バイパスの開通を前提にした立地と思われ、現時点のアクセス経路は自動車では大回り(丘の麓の道路が未整備なのでいったん丘の上に回らねばならない)、徒歩では駅から細道を延々と歩かねばなりません。

https://www.kyoto-be.ne.jp/ideyamabuki-s/cms/?p=44

井手町役場から歩いてきたルートは、実は山背古道(城陽市~井手町~木津川市を結ぶ散策道で、別に古代からの歴史があるわけではなく、1995年に地元自治体が定めたもの)をトレースしていました。山背古道はここから山中に入ります。

しばらく山中を歩くと、土地買収済みを示すピンクやオレンジのリボンが沿道の木々にたくさん結ばれているエリアがありました(ストリートビューが存在しない道)。ここでバイパスの建設がはじまるのはいつになるでしょう・・・

見晴らしがいいです。

(つづく)

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