全国交通ニュースブログ

福島県浜通り・県南のバスへの地域連携ICカード導入が正式発表されました

2023/6/27付ブログ記事「福島県内のバスで、ICカードなどキャッシュレス対応が一気に進みそう」の続報です。

上記ブログ記事で

><新常磐交通>

>   JR東日本の「地域連携ICカードシステム」を導入し、当社独自サービスの定期券・各種割引等を実現するとともに、Suicaエリアでの相互利用にも対応

><JRバス関東>

>   JR東日本の「地域連携ICカードシステム」を導入し、Suicaエリアでの相互利用にも対応

と書きましたが、2023/11/6付で事業者側から正式発表されました。

https://www.jreast.co.jp/press/2023/20231106_ho01.pdf

https://www.joko.co.jp/route/news20231106-1630/

2024年春のサービス開始を予定しており、これに伴い新常磐交通が現在導入している磁気バスカードは2024年秋頃をメドに運用停止されます。

なお、JRバス関東の福島県内路線は、東北新幹線新白河駅・東北本線<在来線>白河駅と水郡線磐城棚倉駅を結ぶ路線がメインです。

https://www.jrbuskanto.co.jp/bus_etc/timetable.html

東北本線のうち黒磯~新白河~矢吹間はSuicaの首都圏エリアと仙台エリアの境目に相当するため交通系ICカードは一切使えず、現時点でも具体的なエリア拡大予定はありません。白河市内では、鉄道に先んじてJR東日本グループの路線バスで先に全国相互利用対象交通系ICカードが使えるようになるわけです。

また、同じ福島県内のJRバスの一般路線でも、福島駅と川俣町を結ぶ路線はJRバス東北が運行しており、交通系ICカードの導入予定は現時点ではありません。同じJRバス東北の一般路線でも青森市近辺・十和田湖近辺・岩手県北部の都市間中距離バスはICカード対応済みですが・・・

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