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続:西九州新幹線開業と地元路線バスダイヤ改正のタイムラグ

2022/9/20付ブログ西九州新幹線開業と地元路線バスダイヤ改正のタイムラグの続きです。

祐徳バス公式サイトには、9月22日の夕方になってようやく2022/10/1付ダイヤ改正後の時刻が掲載されました。

https://www.yutoku.jp/post-11977/

ただ、ダイヤ改正の概要に関する内容はありません。掲載されている時刻表の赤字部分(時刻、バス停名)が変更点ということはわかりますが、どう変わるのかは9月30日まで時刻表のページで公開されている内容と見比べるしかないようです。

ということで、バス会社の代わりに変更点の概要をまとめてみました。

1.新幹線嬉野温泉駅への乗り入れ

 「吉田線」と「嬉野線」は全便乗り入れます。吉田線は目と鼻の先にある嬉野医療センターにも停車しますが、嬉野線は平日のみ嬉野医療センター停車が継続され、土休日は停車しなくなります。

 一方、「嬉野・三間坂線」「下吉田線」は乗り入れません(ダイヤ改正後の時刻表が掲載されていないのは、今回改正がないためです)

2.「山口駅前→江北駅前」へのバス停名変更

 ここを経由する同社の路線は「佐賀線」(佐賀駅バスセンター~医療センター好生館<佐賀県における中核的医療機関>~牛津~白石~鹿島バスセンター~祐徳神社前)と「武雄線」(佐賀駅バスセンター~医療センター好生館~牛津~大町駅前~北方駅前~武雄温泉駅~下西山車庫前)です。同時に、両路線に共通するバス停2か所も変更されます(西田代町→西田代、佐賀高橋→高橋)。

3.「杵島商校前→白石高校商業科キャンパス前」へのバス停名変更

 上記「武雄線」で山口駅前から3つ目のバス停名称の「杵島商校前」は、2018年から募集停止になり2020年3月末をもって廃校になった「佐賀県立杵島商業高等学校」に由来します。以来2年半にわたり実在しない学校名称のままでしたが、ようやく同校の後継として2018年春に設置された「佐賀県立白石高等学校商業科キャンパス」に由来する名称に変更されます。

4.武雄温泉駅南口への乗り入れ

 西九州新幹線開業に合わせ武雄温泉駅の南口が整備され(武雄市公式サイトに詳細あり)、9月23日に本格供用を開始しました。武雄温泉駅北口には以前から駅前広場・ロータリーは存在せず、祐徳バスは旧国道34号沿いのバス停に発着していましたが、全路線が南口に乗り入れ、従来の北口のバス停は「武雄温泉駅→武雄温泉駅北口」に名称変更されます。JR九州バスは以前から南口発着です。

 ただ、武雄線の場合、佐賀方面への便は北口→南口の順に停車するのに対し、佐賀方面からの便は従来通り北口のみに停車して南口には立ち寄りません。祐徳線、武雄・三間坂線および武雄循環バス(武内線)は全便が両方に停車します。

5.モラージュ佐賀線の時刻変更

 佐賀駅バスセンター発9:50~19:30の間の便が、全て5分繰り上げられます。

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