続いて、残りの路線(八潮市コミュニティバスの西ルート、および八潮駅北口行のみ迂回運行する系統)について解説します。
<八潮市コミュニティバスの西ルート>
西ルートについては、八潮市公式サイトの路線図よりも東武バスセントラル八潮営業所の路線図を見るほうが分かりやすくなっています。
https://www.tobu-bus.com/pc/search/rosenzu/yashio20240101.pdf (左側が北であることに注意)
西ルートは実際には以下の5系統からなり、八潮市の南端の一般路線バス空白地帯(中川小学校・古新田入口あたり)もカバーしています。本数は北ルートより相対的に少なくなっています。ちなみに「垳」は「がけ」と読み、日本全国でこの字が使われる地名は八潮市以外に存在しません。
八潮05・・・八潮駅北口~大原公園~小作田児童公園南~大曽根交差点~垳トンネル~八潮駅北口
八潮06・・・八潮駅北口~大原公園~信用金庫前~八潮市役所~小作田児童公園南~大曽根交差点~垳トンネル~八潮駅北口
※八潮05・八潮06は循環路線で、朝7~8時台の便は垳トンネル先回り・17時台以降の便は大原公園先回りの模様
八潮07・・・中川中学校→古新田入口→八潮駅北口→(八潮06と同じルート)→八潮駅北口→中川中学校→古新田入口
八潮08・・・八潮駅北口→中川中学校→古新田入口
八潮09・・・中川中学校→古新田入口→八潮駅北口
このブログ記事を書いている時点の東武バスセントラル公式サイト上の迂回運行に関する案内は以下のようになっています。
迂回に伴い停車しないバス停(上下線)
八潮市役所東、浄水場前、八潮市役所、中央一丁目北、八潮中学校入口、信用金庫前
これらバス停は、西ルートのうち八潮06系統および八潮07系統が八潮市役所に乗り入れるために寄り道する区間であり、他の系統は最初からこれらバス停は経由しません。
先ほどNAVITIMEで当該路線を検索してみたところ、八潮06・八潮07の時刻表のほうはやはり「迂回に伴い停車しないバス停」を表示せず、小作田児童公園南と中央三丁目が隣同士のバス停・・・つまり八潮05系統と同じ・・・となっていました。
<八潮駅北口行のみ迂回運行する系統>
このブログ記事を書いている時点の東武バスセントラル公式サイトの案内では以下のようになっています。
「八潮01]工業団地循環・八潮団地・福祉センター前→八潮駅北口 線
「松原30]獨協大学前駅東口→南青柳→八潮駅北口 線
迂回に伴い停車しないバス停(八潮駅北口行きのみ)
信用金庫前(八潮駅北口行き)、八潮市役所南(八潮駅北口行き)
いずれの系統も八潮営業所受け持ちではないので上記路線図には掲載されておらず、松原30系統は2024/12/2に開設されたばかりなので八潮市の公式サイトで公開されている市内のバス路線図にも未掲載です。
陥没事故の現場を通らないにもかかわらず一方向のみ迂回しているのは、県道54号松戸草加線の市役所入口交差点で規制がかかっており、県道から市役所通り南側への右折ができない(逆の市役所通り南側から県道への左折は可能)となっているからと推測されます。
なお、このブログ記事を書いている時点での東武バスセントラル公式サイトの案内によれば、こちらの迂回運行は2025/2/8限り終了となり、2025/2/9からは往復とも通常運行に戻るとのことです。良かったですね・・・
(おわり)