関連ブログ記事・・・2024/3/3付「沖縄の一部バス会社が2024/4/1値上げ→共同運行路線はどうなる?」、2024/6/10付「沖縄バスの自社単独路線は2024/7/1に運賃値上げ」
沖縄本島で路線バスを運行する主要4社(那覇バス、琉球バス交通、沖縄バス、東陽バス)のうち、第一交通産業グループの那覇バスと琉球バス交通は2024/4/1に、沖縄バスは2024/7/1に(琉球バス交通との共同運行路線のみ2024/4/1に前倒し)それぞれ値上げを行いました。
ただ、残る東陽バスは、このブログを書いている時点でも値上げを予定しておらず、那覇市中心部の均一区間では他の3社が260円なのに東陽バスのみ20円安い状態が続いています。
東陽バスの全体路線図・・・https://toyo-bus.com/wp/wp-content/uploads/68bd87e87acbecc2834773bbeb2d0e08.pdf
半年前の2024/1/12に琉球新報が以下のような記事を掲載しており、
東陽バスも値上げ視野 沖縄バスは是非「検討」 沖縄本島の乗合バス運賃
記事内には以下の文言があります。
東陽バスは申請した2社との同系統路線で運賃が違えば混乱を招く可能性があること、2社と同様に経営の厳しさから「値上げに向けて準備せざるを得ないだろう」と話し、同水準の改定額で申請する見通しを示した。
さらに東陽バスは2024/1/19付で沖縄バスの完全子会社になっており、
https://okinawabus.com/wp/ma_news/10703/
そのリリース文には以下のような文言が含まれています。
東陽バス株式会社とはこれまで、路線バスにおいて主に中南部路線での競合運行をして参りましたが、今件によって同社と連携・協力を行うことにより、様々な部門においてのシナジー効果が期待できます。
にもかかわらず、最も基本的なポイントであるはずの運賃が別々になってしまっているのは、どういった事情があるのでしょうね・・・ ちなみに、このブログ記事を書いている時点では完全子会社化後半年近く経過していますが、東陽バスの路線再編は行われておらず、予告もなされていません。