たばこを吸う人は吸いづらい世の中になってきますね。
ニュース記事によると、葉巻を楽しむシガーバーは例外として、
それ以外の飲食店では、屋内喫煙禁止の法案が決まりそうです。
う~ん、どうでしょう、私はタバコを吸うのですが..
世の中、吸わない人のほうが多いので、こういう法案が決まるんだと思います。
しかし、たばこを吸う人も少数派ですが、いることも事実ですね。
ずっと前からたばこが生きることの一部になっている人もいるかと思います。
それなのに、時代の流れだからといって、こうもガラっと変わるのもどうかと思います。
喫茶店でコーヒー飲みながら、タバコを楽しむことは、
私もたまにするのですが、それができなくなるのが寂しいですね。
喫茶店とタバコとコーヒーって絵になるじゃないですか?
そういう絵も時代の流れとともに否定してしまうのですね。
もう十年以上前の話になりますが、こんなことがありました。
私は道路の交通警備のバイトをしていたのです。
土木建築会社の男性が仕事中、ず~~~~~~っと咥えタバコで仕事をしていたのです。
きっとタバコを吸わないと腰が入らない、きつい現場だったんだと思います。
朝9時ぐらいから夕方の5時ぐらいまで、ほとんど口にタバコを咥えながら仕事をしていました。
新しい歩道を作る作業でした。
アスファルトのホコリがモウモウと立ち込める現場のなか、咥えタバコで作業する様子は、それはそれは凄まじかったです。
その男性は優しい顔した年配の男性でした。
現場の作業員のなかでも、年配の男性でした。
交通警備のバイトって、建築会社の方々に雑に扱われることも多く、新しい現場の初日は毎回緊張するものです。
しかし、その咥えタバコの男性はとても真摯に我々に対応してくれました。
というより、現場の全ての人とつながっていないと良い仕事はできないと悟ってるようでした。
たまに呼び出されて、「あそこのトラックの出入りは特に気をつけて見ろよ!」と現場全体のことに気を払っているようでした。
タバコを吸っていることは関係ないのかもしれませんが、
タバコを吸う人のなかには素晴らしい人がいるのも事実です。
そんなことを思いました。