きづきCafé【きづきリハビリ訪問看護ステーション】

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本日のお勉強

2014-03-31 17:46:59 | ためになる!
こんにちは!

小川です。

桜満開

本日のお勉強

過活動性膀胱について

-尿が近くありませんか? 我慢できないことはありませんか?-

 排尿に関するいくつかの症状が、「過活動膀胱」という病名に統一されました。

現在、その治療薬が次々と開発されています。一部は既に発売され、治療に用いられています。難しい名前ですが、非常に一般的な病気で、全国に約800万人の患者さんがいると推定されています。中には病気と気がつかずに、様々な症状に困っている方も多いと思います。そこで、どのような症状を起こすのか、どのように診断・治療していくのかをご説明します。

 この病気は中高年の女性に多く見られます。尿が近くなったり、急に我慢できないほどトイレに行きたくなったり、ときにはもれてしまう状態、それが過活動膀胱です。ただし、尿が濁ったり、排尿時に痛みを伴う場合は膀胱炎です。膀胱炎は薬で比較的容易に治すことができますが、過活動膀胱は症状が長く続き、日々の生活や睡眠を妨げられることがあります。

 過活動膀胱の原因は一つではなく、様々な要因が関係しています。主に膀胱の筋肉が緊張することと神経のコントロールがうまくいかなくなることが原因と考えられています。また、原因がはっきりしない場合もあります。

泌尿器科専門医が問診と尿検査をすればたいてい診断できます。

治療は主に飲み薬です。症状を改善できる場合が多く、痛みや恥ずかしさを伴う検査はほとんど必要ありません。
まずは医師に相談してみてください。

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