オーダーメイドの下着をつくる

ついに作ってしまった。初めてこのお店を覗いてからずっと夢だったのだ。
タイトルだけ見るとプチセレブ風だが、実はオーダーメイドの下着作りは結構恥ずかしい。
サイズぴったりにつくるには採寸が大切なのだ。
そこまで言えば容易に想像がつくかと思うが、ここでは、採寸は上半身裸で行う。

お店に入ると、普通の下着屋さんのように下着が並んでいる。
種類は１０種類ぐらい。すべてサンプルなので、数は少ない。

友人とふたり、いろいろと見ている。
お店は意外と流行っていて店員さんはみな接客中。
システムがよくわからないままにどれがいいか選んでいたら、やっと声をかけてもらえた。

購入するかどうかまだ全く決めていなかったのだが、採寸は無料とのこと。
計ってもらい、試着してみるうちに決められるかと思い、お願いすることにした。

事前に軽いアンケートを記入する。
下着についての悩みが並べてあり、チェックするようになっている。
友人は、あんまり悩みがない、と言っていたので、オーダーメイドする必要ないんじゃない、とか言い合っていた。
現在のサイズを記入する欄がなぜだかとても大きくて、何を書いたらいいのか迷う。
が普通に記入。

個室に店員さんとふたり…
上半身裸になることを告げられ、裸になる。
鏡の前で順番にサイズを測ってもらった。
もし私が２０代の前半だったらば、この時点でやめておいたかもしれない。
確かに恥ずかしいけれど、女同士なら、まあなんとか。向こうは仕事だしね。
ワコール直営店だけあって、店員さんはとても丁寧で礼儀正しい。
そして商品に関しての知識が豊富。
マニュアルどおりだとしても、きちんとしている対応されると嬉しくなる。
「お胸」という言葉遣いにやや苦笑い。

その後、いろいろなデザインや機能を持つ下着を解説してもらった。
どれも可愛くて、どれも良く見えてきて、そしてどれもいいお値段だった。

悩みに悩んだ挙句、１セット購入を決意。
１月早い自分への誕生日祝いか。
というか、届くまでにちょうど１月くらいかかるそうなので、ジャストかもしれない。

サイズがぴったりで快適で、きれいに見える…ということも大切だけど、単純にいい気分。

村上春樹氏が「下着はバーゲンで買うな！」と言っていたことを思い出した。

興味のある方、紹介しますので、お知らせください☆