昨日、下記の自然エネルギーによる被災者支援プロジェクトがスタートしました。
ご協力をよろしくお願いいたします。
東日本大震災「つながり・ぬくもりプロジェクト」
~太陽光・太陽熱・バイオマスなどによる被災地支援~
東日本大震災から3週間となりました。
被災された皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。
原発事故はまだ予断を許さぬ状況ではありますが、被災地では救出から支援、復興へと動きはじめています。
自然エネルギーを基盤とする持続可能な社会をめざす私たちも、さまざまな団体や企業、地方自治体などと連携・協力を拡げてゆきながら、できうる力での被災者支援に乗り出したいと思います。 まずは太陽光発電で被災地に電気を灯し、バイオマスと太陽熱温水で暖かいお湯を提供することから、自然エネルギーを利用した被災地支援プロジェクトを発足させることとしました。
被災地への連帯と支援の思いを太陽光の電気というかたちでつなぐ「つながり」、そして私たちの熱い思いをバイオマスや太陽熱というかたちで支援する「ぬくもり」を続けて、「つながり・ぬくもりプロジェクト」と命名しました。
1、プロジェクト名称
東日本大震災「つながり・ぬくもりプロジェクト」
~太陽光・太陽熱・バイオマスなどによる被災地支援~
2、協力団体 岩手・木質バイオマス研究会、エナジーグリーン株式会社、ぐるっ都地球温暖化対策地域協議会、環境エネルギー政策研究所、自然エネルギー事業協同組合レクスタ、WWFジャパン、バイオマス産業社会ネットワーク、森と風のがっこう(岩手)ほか。(今後拡大予定)
3、支援活動の内容
(1)太陽光発電による電気の提供(自然エネルギー事業協同組合レクスタ)
被災地では電気の復旧が遅れています。夏になっても難しいところもあります。
ソーラーフロンティア社(昭和シェル)等から、太陽光発電モジュールの提供を受け、被災地の人たちと協力して、避難所や診療所、仮設住宅などに太陽光発電システムを設置します。
モジュールはほぼ無償ですが、架台、パワコン(インバーター)、蓄電池、設置費用(人件費)、物資輸送費用などが実費でかかります。1kWあたり35万円と想定して、集まった寄付の額だけ設置をして行きます。
(2)薪かまど、薪ボイラーによるお湯の提供(岩手・木質バイオマス研究会)
まだガスやお湯がない被災地も多いです。避難所に簡易式に作れる薪かまどを作製し提供します。
また移動薪ボイラー車を制作し、巡回風呂サービスを提供します。 薪かまどは1基3万円程度。トラック借り上げ費用、お風呂キット購入費、移動の燃料代など、ボイラー車1台には100万円程度かかると見ています。
(3)太陽熱によるお湯の提供(ぐるっ都地球温暖化対策地域協議会)
停電、燃料不足により避難場所では、冷たい水で鍋や箸を洗ったり、洗濯ものを洗ったりと厳しい寒さにさらされています。
(社)ソーラーシステム振興協会加盟の太陽熱温水器製造メーカーの協力を得て、太陽熱温水器を低価格で提供いただきます。
設置は同振興協会の指導者のもと、地元の水道屋さんなどにやっていただきます。
避難場所およびインフラ整備の遅れている地域を中心に、温水器を直に地面に置き、太陽熱で温めたお湯を皿洗いや洗濯に役立ててもらいます。
(晴れていれば40度、曇っている日でも20度くらいになる予定です。)
250台を予定、機器の購入費、付属品を含めて一基20万円。
その他、車両借用費、ガソリン代、人件費、ボランティアの現地生活費などが必要で、1件あたり30万円程度と見ています。
(4)その他 小型風力や小水力活用も検討中です。
4、被災地団体、自治体との連携
それぞれの実行団体が、宮城県と岩手県、福島県相馬市などの被災地に実際に入って現地ニーズの確認を行っています。
被災した市町村からも直接の聞き取り、ニーズのある避難所のリスト化などを行なっています。
また支援期間は最初の短期は3ヶ月程度、長期では仮設住宅等への支援を含め3年程度と考えています。
被災地に持ち込む太陽光や太陽熱、薪ボイラーなどのシステムは、基本的に現地への無償譲渡と考えていますが、用途を終えた後に現地での活用が困難な場合には、回収リユースを検討します。
5、義援金としての寄付活動の開始
以上の支援活動を実施するために、広く一般から寄付を集めます。
個人、企業、さまざまな団体での取り組み、ご協力をお願いいたします。
寄付の受け入れ窓口は、下記のとおり
三菱東京UFJ銀行 中野駅前支店(店番:552)
普通預金口座 0114940
名義:トクヒ)カンキョウエネルギーセイサクケンキュウジョギエンキンコウザ
(特定非営利活動法人 環境エネルギー政策研究所義援金口座)
郵便振替口座(ゆうちょ銀行)
口座番号:00140-8-274983
口座名:カンキョウエネルギーセイサクケンキュウジョギエンキンコウザ
(こちらは4月8日から稼動の予定です。)
6、プロジェクト事務局
環境エネルギー政策研究所
住所:東京都中野区中央4-54-11
担当:氏家、黒住
TEL: 03-6382-6061,FAX:03-6382-6062
E-mail:re-shien@isep.or.jp
7、プロジェクト関連ウェブサイト
ISEP/NEWS&TOPICS
http://www.isep.or.jp/
ご協力をよろしくお願いいたします。
東日本大震災「つながり・ぬくもりプロジェクト」
~太陽光・太陽熱・バイオマスなどによる被災地支援~
東日本大震災から3週間となりました。
被災された皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。
原発事故はまだ予断を許さぬ状況ではありますが、被災地では救出から支援、復興へと動きはじめています。
自然エネルギーを基盤とする持続可能な社会をめざす私たちも、さまざまな団体や企業、地方自治体などと連携・協力を拡げてゆきながら、できうる力での被災者支援に乗り出したいと思います。 まずは太陽光発電で被災地に電気を灯し、バイオマスと太陽熱温水で暖かいお湯を提供することから、自然エネルギーを利用した被災地支援プロジェクトを発足させることとしました。
被災地への連帯と支援の思いを太陽光の電気というかたちでつなぐ「つながり」、そして私たちの熱い思いをバイオマスや太陽熱というかたちで支援する「ぬくもり」を続けて、「つながり・ぬくもりプロジェクト」と命名しました。
1、プロジェクト名称
東日本大震災「つながり・ぬくもりプロジェクト」
~太陽光・太陽熱・バイオマスなどによる被災地支援~
2、協力団体 岩手・木質バイオマス研究会、エナジーグリーン株式会社、ぐるっ都地球温暖化対策地域協議会、環境エネルギー政策研究所、自然エネルギー事業協同組合レクスタ、WWFジャパン、バイオマス産業社会ネットワーク、森と風のがっこう(岩手)ほか。(今後拡大予定)
3、支援活動の内容
(1)太陽光発電による電気の提供(自然エネルギー事業協同組合レクスタ)
被災地では電気の復旧が遅れています。夏になっても難しいところもあります。
ソーラーフロンティア社(昭和シェル)等から、太陽光発電モジュールの提供を受け、被災地の人たちと協力して、避難所や診療所、仮設住宅などに太陽光発電システムを設置します。
モジュールはほぼ無償ですが、架台、パワコン(インバーター)、蓄電池、設置費用(人件費)、物資輸送費用などが実費でかかります。1kWあたり35万円と想定して、集まった寄付の額だけ設置をして行きます。
(2)薪かまど、薪ボイラーによるお湯の提供(岩手・木質バイオマス研究会)
まだガスやお湯がない被災地も多いです。避難所に簡易式に作れる薪かまどを作製し提供します。
また移動薪ボイラー車を制作し、巡回風呂サービスを提供します。 薪かまどは1基3万円程度。トラック借り上げ費用、お風呂キット購入費、移動の燃料代など、ボイラー車1台には100万円程度かかると見ています。
(3)太陽熱によるお湯の提供(ぐるっ都地球温暖化対策地域協議会)
停電、燃料不足により避難場所では、冷たい水で鍋や箸を洗ったり、洗濯ものを洗ったりと厳しい寒さにさらされています。
(社)ソーラーシステム振興協会加盟の太陽熱温水器製造メーカーの協力を得て、太陽熱温水器を低価格で提供いただきます。
設置は同振興協会の指導者のもと、地元の水道屋さんなどにやっていただきます。
避難場所およびインフラ整備の遅れている地域を中心に、温水器を直に地面に置き、太陽熱で温めたお湯を皿洗いや洗濯に役立ててもらいます。
(晴れていれば40度、曇っている日でも20度くらいになる予定です。)
250台を予定、機器の購入費、付属品を含めて一基20万円。
その他、車両借用費、ガソリン代、人件費、ボランティアの現地生活費などが必要で、1件あたり30万円程度と見ています。
(4)その他 小型風力や小水力活用も検討中です。
4、被災地団体、自治体との連携
それぞれの実行団体が、宮城県と岩手県、福島県相馬市などの被災地に実際に入って現地ニーズの確認を行っています。
被災した市町村からも直接の聞き取り、ニーズのある避難所のリスト化などを行なっています。
また支援期間は最初の短期は3ヶ月程度、長期では仮設住宅等への支援を含め3年程度と考えています。
被災地に持ち込む太陽光や太陽熱、薪ボイラーなどのシステムは、基本的に現地への無償譲渡と考えていますが、用途を終えた後に現地での活用が困難な場合には、回収リユースを検討します。
5、義援金としての寄付活動の開始
以上の支援活動を実施するために、広く一般から寄付を集めます。
個人、企業、さまざまな団体での取り組み、ご協力をお願いいたします。
寄付の受け入れ窓口は、下記のとおり
三菱東京UFJ銀行 中野駅前支店(店番:552)
普通預金口座 0114940
名義:トクヒ)カンキョウエネルギーセイサクケンキュウジョギエンキンコウザ
(特定非営利活動法人 環境エネルギー政策研究所義援金口座)
郵便振替口座(ゆうちょ銀行)
口座番号:00140-8-274983
口座名:カンキョウエネルギーセイサクケンキュウジョギエンキンコウザ
(こちらは4月8日から稼動の予定です。)
6、プロジェクト事務局
環境エネルギー政策研究所
住所:東京都中野区中央4-54-11
担当:氏家、黒住
TEL: 03-6382-6061,FAX:03-6382-6062
E-mail:re-shien@isep.or.jp
7、プロジェクト関連ウェブサイト
ISEP/NEWS&TOPICS
http://www.isep.or.jp/
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます