今年もはや2月。1ヶ月が終りました。今日は、私(の属する会社)が飯田市を拠点に展開している「太陽光発電事業」について書いてみます。
太陽光発電はいまだにコストが高いです。10年前の1997年頃、私はグリーンピースという環境保護団体にいて、太陽光発電のキャンペーンをやっていました。その頃のコストと現在のコスト、実はそんなに変わっていません。
当時、新聞社が行うような正式な世論調査を、グリーンピースがお金をかけて行いました。太陽光発電の価格がいくらになったら買いますか?と。
答えは100万円を切ったら・・というもの。商品の売れ方には需要曲線があります。答えをグラフにすると、100万円を切ったら、爆発的に売れはじめるという結論が出たのです。
太陽光発電が100万円とはどういうことかというと、1世帯の電力消費をまかなう(昼だけですよ)のに、だいたい3kWの設備が必要と考えられるので、3kWシステムで100万円、1kWの単価33万円ということです。
これは太陽光発電のメーカーにも知らされ、技術的に挑戦しようとすれば、この10年間にできたはずです。ところが、当時の単価80万円、現在も相場70万円前後であまり下がっていない。それどころか、この2年くらい、価格は上がっているのです。
この最大の原因は皮肉にも、ヨーロッパでの太陽光支援策で、太陽光発電の電気を高値で買い取るので、価格を下げなくても大量に売れるため、値下げインセンティブが働かないのです。太陽光発電の供給側は日本メーカーがかなりのシェアを取っているのですが、そのほとんどをヨーロッパで売っているような状態らしいのです。
したがって、マーケットの小さい日本で価格を下げる必要がない・・。
もう一つの原因は太陽光発電の原材料であるシリコン資源、とくにその加工工程の問題です。太陽光発電のセルとコンピューターのプリント基板が材質的には同じものであることはよく知られています。シリコンの結晶ですが、両者の違いはその純度が格段に違うということです。以前は後者の不良品で太陽光発電への供給がまかなえたのですが、広がってくるとそうはいきません。太陽光発電の生産ルートとしてのシリコン結晶供給ルートを育てるべきだったのですが、成長スピードをメーカーが読み間違えたのか、そこがボトルネックとなってしまったのです。
したがって、国際的に爆発的な需要はあるが、供給が足りない・・これでは完全に売り手市場です。
他にも、施工方法とか、パワーコンデショナー(直流から交流に電気を変換するインバーター)の性能・・とかの問題はありますが、上記二つの問題をクリアすることが最大の課題だろうと思います。
シリコン結晶の救急については、来年度、大規模な工場の稼動が予定されています。もう一つは日本でのヨーロッパに負けない需要づくりです。
私(たち)がやっている仕事は、この「需要づくり」です。民間資金を導入して、いろいろな施設、商店の屋根に「無料で」太陽光発電を設置していきます。現在、飯田市内に208kWを設置しており、今度は続いてその周囲に広がる南信州一体に1000kWの設備を設置します。これでも日本の大目標500万kWには遠く及びませんから、次、その次と数十万kWを会社としては目指すことになります。
かかったコストは、電気料金として使った分の太陽光発電の代金を設置施設からいただくことで回収します。契約期間が20年と長いことが難点ですが、逆に長期にわたって収入が確保できる事業と考えることもできます。おひさまが耀いている限り、確実に電気を生み出すのですから・・。
Lです。
ハロ-----------
人は、何のために生きるのですか?
Lに変わって、たつです。^ー^
宇ん弧さんの友達です。^^
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たつさんこれからも
夜露死苦~~~~~~~~~
たつです!
昨日、メール送ったんですけど・・・
届いた??
天空の城ラピュタです
よろしく