磯輪日記

世界の段ボールビトを幸せに!
自分と自分の愛する家族の幸せのために働ける
世界一社風のいい会社を目指しています。

ヤバイ!!

2013年10月28日 21時49分46秒 | オフ・ビジネス

昨日、今日と、全国紙段機総会が愛知県の三谷温泉でありました。

今回が37回目で、毎年、東京、大阪、愛知が持ち回りで開催していて、
ことしは我われ愛知の担当でした。



そもそもこういう会の存在意義が問われることもありますが、参加している
メンバーは、みな、

 「『今年も公私とも元気にやってますよ』と同業の
  みなさんに知ってもらえることに意味がある」

 「年に一回でもこうやって顔を合わせているだけでも、
  何かあった時にお願いしやすい」

と参加しています。

総会では、まじめな議論をしました。


      

夕方になり、部屋の窓からは夕日に染まる三河湾を望むことができました。
その後、懇親会、そして二次会。

私は、懇親会の前に温泉に入り損なったので、二次会終了後、お風呂に
向かいました。

ここの旅館のお風呂は、屋内のお風呂と露天風呂は最初から入口が別れて
いて、私は迷わず露天風呂を選択。
暖簾をくぐって、入っていくと、運良く、お風呂には誰もいませんでした。



お湯に浸かっていたら、ガラス戸越しにお客さんが脱衣所に入って来るのが
見えました。

  「あれ・・・!」

脱衣所に入って来た人を見ると、女性の様に見えるんです。

  「ひょっとして、入口の暖簾をよく確認せずに、女湯に
   入っちゃたんだろうか・・・」

とりあえず急いで湯殿から上がって、カランの前に座って、髪を洗うことに
しました。するとほどなく、そのお客さんが入ってきて、お湯に浸かりました。
湯加減に満足したのか、時々、「あ~」とか「ほ~」と声を上げるんですが、
その声を聞くと、男の人の声の様なので、

  「そうか、私の勘違いだったんだ・・・」

とちょっとホッとしつつ、洗髪を終え、湯殿の方に振り向いて、もう一度
お湯に浸かろうとしました。

その瞬間・・・  やっぱり女性の様です。

これは大変。痴漢にでも間違われたら、大変なことになる。
新聞沙汰になったらどうしよう!

幸い、その女性も私が男だということに気付いていないようなので、慌てて
室内に入り込んで、大急ぎで体を拭きつつ、暖簾を確認すると・・・

  「え~、男湯じゃん!」

どういうこと? ということは、もしあの人が女性なら、あの人が間違えてる
ってこと!

そんなことを考えていたら、私がいる脱衣所に次のお客さんが入って来ました。
さて、その性別は・・・というと、おっちゃんです。

そりゃそうですよね、だって暖簾には『男』って書いてあるんだから。
そしてそのおっちゃん、普通に浴衣を脱いで、ガラス戸を開けて、浴室に入って
行きました。

その瞬間、「あれ~!」と言いつつ、そのおっちゃんが脱衣室の方へ戻って
来ました。

やっぱり女性だったんだ!!!

  「こっちは男湯だろ?」

  「そうですよ。ヘンですよね~」

そんなこと言ってたら、そのおばちゃんも脱衣所へ上がって来て、

  「ここは女湯ですよ」

とタオルで体を隠しながら、わめき出しました。
以下、三人でのやり取りです。

  「違いますよ。暖簾にちゃんと『男』って書いてあるじゃ
   ないですか」

  「違いますよ。12時に男湯と女湯が入れ替わるんです」

  「何言ってんの。今まだ11時半だよ」

  「そりゃ~、係の人が暖簾を掛け間違えたんですよ」

  「そんな訳ないでしょ」

  「私は、私が入る前に、女性が二人ここから出て来るのを
   見ましたよ」

  「そんなことないですよ。だって私が入った時は、誰も
   いませんでした。そうしたらあなたが入って来たんです」

  「違います」

  「違いませんよ。私はずっと入っていたんだから」

そんなやり取りをしていたら、おっちゃんがちょうど洗面台の上にある館内
電話を見つけ、フロントに電話をして、
事情を話してくれ、ほどなく旅館の
人が掛け付けてくれました。

そうして、無事、私の潔白が証明され、女性も渋々自分のミスを認めたような、
認めないような・・・


一歩間違ったら、今ごろは、留置所に一夜を明かすはめになっていたかも・・・


言っておきますが、これは夢でも、桂文枝の創作落語でもありませんよ。
本当の話ですよ。


いや~、本当にワクワク、ドキドキの紙段機全国総会でした。

惜しむらくは、闖入してきたのがもう少し、というかもっと大幅に若い女性
だったら・・・



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