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10時間ほどのフライトで、すっかりトロピカルな気分になりました。
空港近くのホテルにチェックインすると、中庭からは子どもたちがプールで興じる
歓声が。ジャグジーでリラックスする大人たちが歓談する声も聞こえてきます。
でも実は、ここはアメリカのシアトル。だからトロピカルでも何でもありません。
そしてシアトルと言えば、 25年ほど前にISOWAが初めてアメリカで拠点を
作った地でもあります。
そんな子どもたちが戯れる声を耳にしながら、時差で疲れた体をベッドに投げ出し、
これからタフなミーティングを控えて、しばしまどろむ。
しかし常に頭の片隅を占めること。
日本に残した愛する妻の誕生日を一緒に祝えないこと。
ひとり心の中でつぶやく私、
「お誕生日おめでとう、ツノ坊」
まるでビジネス小説のワンシーンのようです。
機内で見た 阿部寛主演の『麒麟の翼』という映画も良かった。
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いいはずですね。東野圭吾の原作でした。
二つの事件、それぞれの真相は映画の後半になって、徐々に見えてきたけど、
その二つが一体どう関係してるのよ?
しかし最後の最後で見事に繋がる。恐れ入りました。
舞台となったのは東京の日本橋。東海道、中山道など江戸時代の五街道の起点で
あるここ日本橋には「ここから羽ばたく」という意味を込め橋の中央に大きな翼を
持った麒麟の像があり、この映画の核となっています。
今度、東京に行ったら、ぜひ実物をみて、私も羽ばたきたいと思います。
同行のMくん、Aくん共に、こちらへ来る時のフライトでは、ビジネスクラスに
アップグレードされたので、三人とも、きっと羽ばたけると信じて、仕事頑張り
ます。
いたわりの言葉、ありがとうございます。
体力維持に努めます。
本当にタフなミーティングでした。
会社の一社員でこのようなミーティングを
経験できることはほとんどないのではないかと
思います。 まだ終わったわけではありませんが…。