暗闇に映える紅

 

金曜日、仕事で夕方まで西濃方面に行っていたので、用を済ませてから、ちょっと

足を延ばして、滋賀県の東近江にある永源寺にライトアップされた紅葉を見に行って

きました。

 

永源寺って紅葉ではかなり有名なお寺なので、相当の混雑を予想していましたが、

幸い、日没直前までそこそこ激しい雨が降っていたことと、ライトアップ開始直後の

見学者が一巡し終わった時間帯を狙ったことが功を奏したのか、拍子抜けするほど

ガラガラ。　やっぱりツイてるな～

 

こんなところに車を止めていいのかと思いつつ、境内の中に車を止め、そこから歩き

出したんですが、すぐに幻想的な光景が目に飛び込んできました。

 

その直後、急な石段が始まりました。ひっそりとした険しい上りの参道がかなり続き

ます。　寒くもなく、雨も上がったので傘も要らず。　しかし夕方までの雨で石段は

濡れているし、足元は暗いので、ちょっと心配しつつ、でも、思わず、

 

　「オオ！」

 

　「キレイ！」

 

と小さな歓声が出ちゃいます。上り切るのに、結構疲れました。　汗

 

 

すると料金所が現れました。

そうか、ここからが本番なんだ。これまでは前座だったんだ！　ますます期待が高まり

ます。

 

 

境内は奥深いレイアウトになっていて、

 

そこを奥へ、奥へと進みます。

 

時折振り返ると、こんな光景も。



一番奥まったところにはこんな紅一面の世界が！　

ここでＵターン。庭園の反対側を通って戻ります。

 

 

途中、小さな池がありました。

冒頭の写真は、池に浮かんだもみじの落ち葉なんです。

 

木の枝で真っ赤に燃えている葉も綺麗ですが、池に浮かんだものも、そして、

 

 

濡れた石畳に落ちた葉も、木の根元に落ちて真っ赤なジュータンのようになった葉も、

どれも実に見事！

 

貸し切り状態で、ごっつあんでした！