悩んだ末に

営業のＳくんと岐阜のお客様を訪問しました。

訪問後、昼時になったので、

　「昔、行ったことがあるうどん屋さんへ行こう」

と誘いました。


お店に着いて、さて何を食べようか？　ということに。

２０年以上前に初めてこのお店に行った時、食べた品が味噌煮込みうどん
でした。その時、

　「洗面器の様な鉄鍋に入っていた」

ことが強烈な印象として残っていて、

　「このお店の名物は味噌煮込みうどんだ」

と勝手に決め込んでいます。もちろん味も、有名な山○屋よりずっと
美味しいですよ。麺は自家製です。


ただ今日の東海地区はとても暑く、お客様でも車でもエアコンが活躍する
ほどでした。だから、

　「この暑さの中、わざわざ味噌煮込みうどんを食べるだろうか？」

と自問自答を繰り返し、一緒のＳくんにも思わず尋ねるほど。

おまけにＳくんに、

　「名物は味噌煮込みだけど、Ｓくんは何食べる？」

と聞くと、

　「私は、冷たい山菜うどんにします」

とあっさり言われてしまいました。

こういう時こそ、一緒に悩んでくれるのが、風土のいい会社だと思うのに（笑）


周りを見渡しても、汗を流しながら食べてるお客さんは誰も居なさそうです。

悩みに悩んで、結局・・・　
味噌煮込みうどんを注文しました。

注文を聞いてくれたお店の女性が、奥へ下がって、厨房に向かって、

　「この暑いのに、味噌煮込みうどん１丁！」

って言われてるんじゃないかと、妙に勘ぐっちゃいました。


しかしいざ味噌煮込みうどんが目の前に出てくると、思わず、

　「あ～、これこれ。
　　やっぱり味噌煮込みうどんにしてヨカッタ！」

と思いました。

さらに幸運なことに、私のすぐ脇で扇風機が回っていて、心配したほど
汗をかくこともなく、極めて快適に完食することができました。


Ｓくんから、

　「すごいボリュームですね！」

と言われたけど、

　「確かに表面積は大きいけど、浅い鍋だから、さほどでも
　　ないんだよ」

とは言ったけど、やっぱりすごいボリュームでした。


午後は、ずっとお腹がいっぱいで、苦しかった。
そして夜になっても、まだ苦しい・・・