伊勢ー白山 道
集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します
本当に地獄を見た人は、神様に変わること
500円で、食べ放題の食事を提供し続ける、80代のお婆さんがテレビで紹介されていました。
おまけに、県外から来たと自己申告すれば無料だとのこと。
肉と魚、野菜のおかず、季節の味付けご飯。これに味噌・醤油・砂糖・塩・・・・、基本の調味料は長年の勘でふんだんに使用します。
店は繁盛していますが、レポーターが採算は大丈夫ですか?と聞きますと、
毎月7〜8万円の赤字だとのことです。
自分の年金から補填されているとのことでした。
どうして、ここまでして食事を提供するのですか?と聞きますと、
「実は、私は字が読めないのです。
家が貧しすぎて、食べることもままならない状態。
だから学校にも行かしてもらえなかった。バカにされて、色んな苦労をしました。
良い人生だとは言えなかったかも知れない。
だから逆に、なぜか他人の笑顔が見たくなるのです。
ただ、それだけです」
もし、中年までの若い人間が「良い人生だとは言えなかった」と言うのを私が聞けば、まだまだ言うのが早いと反発を覚えますが、80歳を超えた深いシワのある御顔から出た言葉には、厳粛な重みを感じました。
本当に苦労をされたと思います。
若い頃の写真も紹介されていましたが、化粧をしてキレイにされているのですが、その目には「寂しさ」が漂っていました。
自分が不幸だった分、「他人には喜んでもらいたい」と言われる目にはウソはありませんでした。
今の人間には、自分が不幸だから「他人も不幸に成れ」と思うだけでは無くて、行動にもする人が増えています。
これは、まさに悪魔の論理です。
お婆さんは逆に、自分が若い頃に体験が出来なかった、
・ たくさん美味しい物を食べること。
・ 笑顔
これを他人の中に見ることで、自分がなぜか救われて行く心境です。
他人に与えることが喜びに成るという、神様の性質です。
この番組が終わってから、私が考えていましたことは、すべてのヒントと真実は、
* 人間は必ず死ぬこと。
これほどの否定しようが無い事実はありません。
では、必ず死ぬ自分であるのに、
・ 今のソレをしていて、本当に良いのか?
・ それが、そこまで悩む事なのか?
・ 他人を傷付けて良いのか?
後略・・・・・
私は お婆ちゃんが紹介されているテレビを見ることは出来ませんでしたが
ほんとに!生き神様なんだなぁって 思いましたが
このお婆ちゃんの気持ちに 答えられた人が何人いるだろうかと
なにやら 意地悪な想像をしてしまいました
おばちゃんから受けた愛を
どのくらいの人が 次の人に 分けてあげられるかしら
ただ何回も何回も 自分だけが お婆ちゃんに 甘えに来てはいないかしら
うんうん いらぬ心配だよね^^
このお婆ちゃん自身が みんなの笑顔を見て 幸せだと思えれば
もう それでいいんだよね