病院の母
今日(きのう)も元気で 良くしゃべる
先日 看護士さんが
「食べたいものがあったら試してみて下さいね
こちらでは まだペーストなのですが ほとんど召し上がりませんので・・
床ずれには お口からの栄養が一番ですから^^」
もう一月も過ぎて 12日もたっているのに
食事の事は 最初
先生にお話しした時は 「僕もいろいろ考えてやっていますから^^」と言われ
そうだよねぇプロなんだもんねぇ 私がとやかく言わないほうがいいよねぇ
優しい良い先生なんだから~ と思い
それからは あまりごちゃごちゃ言わないで見守っていようと思いました。
でもまだペーストなんです
私が母に 『何が食べたいのぉ』と何度も聞いては見るのですが
全然頭に浮かんでこない様子なのです。
昨日は 見本的に いろんなおかずの詰め合わせを持って行ってみました。
普通に売られているものですから そのまま母に食べさせるわけではないのですが
形を見せた方が 食べたくなる度合いも大きいだろうと思ったのです。
「まぁ~6種類も入っているのねぇ 」と言って
いったん手にとって嬉しそうには見てくれたのですが
どれ一つも味見さえしようとはしませんでした。
でも 皮がはがれた手の甲もほとんど綺麗にくっついて
紫色の地図状になっていたほとんどの箇所も
とても綺麗に治ってきました。
足は足ですが・・・・
そうそう
お向かいに来た大柄なお婆ちゃん
つい先日までICUにいたらしいのですが
その日は 可愛いくて とても優しい看護士さんが
(ナイチンゲール精神を思い浮かべるほど)
長い時間をかけてお世話をしていました。
母の方から見ると足元が見えるのですが
その時は なぜか膝から下が丸見えで
すねの下に 補整枕が入っているもので
大きなオムツがぽっこりしているのです。
それが なぜか とても愛らしくて
丸々した赤ちゃんが寝ている雰囲気なのです
母も以前は LLサイズのおむつで
それでもきついとか言っていましたけれど・・・・
いまはMサイズで ゆったりカバカバです
年取ると みんな赤ちゃんに戻ると言われているけれど
まったく その通りなのかも知れません。
グスタフクリムト
(ミュラブラ経由)